LINE Out Freeで携帯・固定電話へ通話無料! 使い方を解説

カテゴリー: スマホアプリ

格安SIMにぴったりの無料通話サービス

携帯電話各社が「通話定額サービス」を相次いで開始しましたが、格安SIM(MVNO)では利用することができませんね。格安SIM・MVNOの中にも通話定額サービスを導入する事業者が現れてきてはいますが、月額で1,000円以上を追加しなければならないことが多く、通話が少ない人にとってはあまりお得ではありません。

そんな中、日本ではいまや利用が必須とも言える無料通信アプリ・LINEが日本を含む全世界への携帯電話・固定電話が無料になるサービス、LINE Out Freeを開始しました! 使い方は簡単で、クレジットカードや銀行口座を登録せずにLINEアプリを立ち上げるだけです。

新しい通話無料サービスである「LINE Out Free」がLINE公式ブログに掲載されたのは2016年11月16日ですが、私はその3日前の11月13日にLINEアプリでサービス開始を確認しました。いずれにせよ、2016年秋に通話無料サービスが開始されたようです。

無料で固定電話や携帯電話と通話!「LINE Out Free」が登場 : LINE公式ブログ

私も実際にLINE Out Freeで無料通話してみましたので、使い方・使い勝手をレビューします!

動画広告の視聴が必須で、時間・回数の制限もある

ただし、LINE Out Freeを使うためには、通話の前に数十秒の動画広告を視聴しなければなりません。高速データ容量を使い切ってしまった時や回線が混雑している時は動画再生が困難です。

外出中ではなく、Wi-Fi接続できる家庭や職場で、時間に余裕がある時に無料通話するという使い方おすすめします。

また、LINE Out Freeを使えるのは1日あたり最大5回で、1回の通話は1分〜3分です(固定電話か携帯電話か、国・地域はどこかという種別によって通話可能時間が変わります)。長時間の通話を1日に何度も行うという使い方には向かないかもしれません。

どこに何分の無料通話が可能かは、公式サイトに記載されています。抜粋を以下に示します。

通話料金一覧 - LINE Out | LINE(ライン)

LINE Out Free 1回の無料通話時間(抜粋)
国・地域固定電話携帯電話
日本3分1分
アメリカ
カナダ
3分3分
中国
韓国
3分2分
イギリス
香港
2分1分
ドイツ
フランス
イタリア
台湾
3分不可

データ専用SIMでも使える?

LINE Out Freeを使うには、事前にSMS(電話番号で送受信するメール)による認証を行っておく必要があります。LINEを使い始める際にはSMS認証を行うことが一般的ですから、ほとんどの方は改めて手続きする必要がありませんが、問題はMVNOの「データ専用SIM」をお使いの方の場合です。

データ専用SIMではSMSの送受信を行えませんから、LINEの認証も行えません。データ専用プランに約160円を追加した「SMS機能付きSIM」ならば認証できますが、発信専用になってしまい、電話の着信はできません。

通話できる従来型携帯電話(ガラケー)ならばSMSを送受信できますから、「データ専用の格安SIMとは別に、SMS用のガラケーも用意する」という使い方ができます。LINEの認証にガラケーの電話番号を指定し、ガラケーに届いたSMSに記載された番号をスマホのLINEアプリに入力するという使い方です。

ただ、この使い方だと電話の着信はガラケーで行うことになりますから、トラブルを避けるために必ずご自分名義のガラケーで行って下さい。

なお、LINE Mobileならばデータ専用SIMでもLINE Out Freeが利用可能です。

音質は良い? 問題はある?

私はAndroidスマートフォン・GALAXY S5 SCL23を光回線のWi-Fiに接続するという使い方で、ある事業所の固定電話にLINE Out Freeで無料通話を行いました。簡単な要件を伝えるだけでしたが、音質は普通の携帯電話回線(auのCDMA 1X)よりも良いくらいでしたし、遅延も感じませんでした。ただ、環境によって異なるかもしれません。

自動音声で対応するクレジットカード会社のコールセンターにも電話しましたが、「番号をお選び下さい」というプッシュボタン信号を送る使い方もできました。

ただ、NTT docomo(ドコモ)の携帯電話にLINE Outで発信すると「通知不可能」(非通知)と表示されてしまうため、発信者番号通知する必要がある場合は普通の電話回線で通話するしかありません。

LINE Out Freeアプリの使い方

LINE Out Freeの使い方をご説明します。初めてスマホでLINEアプリをお使いになる方は、SMSによる認証を行っておいて下さい。

なお、以下の説明ではAndroid版とiPhone版のアプリ画面が混在していますが(私がページ更新前後に機種変更したためです)、基本的な操作方法は同じです。

LINE「その他」画面

LINEアプリが立ち上がったら、画面下部または上部の … という記号をタップして、表示された画面の右上にある歯車アイコンをタップします。

LINE設定画面

設定画面の中ほどにある「LINE Out」をタップします。

LINE Out Free

LINE Out Freeの画面になりますので、「詳細」、「利用規約」と「プライバシーポリシー」をよく読んでから、「利用開始」をタップします。

LINE Out設定

「LINE Out設定」の画面が表示されます。特に使い方を変更する必要はありませんので、確認してから画面右上の ×

またはAndroidの戻るボタンを押して下さい。

LINE Out通話開始画面

初回設定時は、このようにすぐにLINE Outの発信画面になりました。画面左上または右上の丸が7つ並んだマークをタップすると、電話番号を入力できる画面になります。

また、人の写真のようなアイコンを選ぶと、「連絡先」から通話相手を選ぶことができます。

LINE Out Free 起動方法

2回目以降にLINE Out Freeを使う場合は、 … の画面にある「おすすめサービス」欄または「LINE apps」の中にある「LINE Out Free」を選べば起動できます。

では、実際にLINE Out Freeで通話します。

LINE Out Free「広告を見て無料通話」

電話番号を入力してから受話器のボタンを押すと「広告を見て無料通話」というメッセージが表示されますので、背景が緑色の「広告を見て無料通話」というボタンを押します。すると、動画広告の再生が始まります。動画広告の長さは15秒であることが多いですが、30秒かそれ以上の場合もあります。

LINE Out Free 動画広告再生終了画面

動画広告の再生が終わってから画面下部の矢印ボタンを押すと、ようやく通話できます。なお、決められた時間(1分〜3分)が経過すると自動的に通話が終了するのでご注意下さい。

LINE Out Free 発信履歴・残り回数

終話すると、LINE Out Freeの発信履歴と、無料通話ができる残り回数が表示されます。ちょっとわかりにくいですが、緑色の帯の部分に「本日 残り4回」と記載されていますね。

1日5回無料通話できるとは限らない

1日あたりに無料通話できる回数は最大5回ですが、翌日になれば回数が元に戻るとは限らないようです。私は2016年11月15日の午前11時過ぎに2回、LINE Out Freeで固定電話への無料通話を行いましたが、翌日・16日の午後2時頃に確認しても、残り回数は5回ではなく3回のままでした。

はっきりとした理由はわかりませんが、LINEによると「再生できる動画広告がない場合は無料通話ができない」ということです。断言はできませんが、年齢・性別・職業によってはターゲットとなる動画広告が少なく、無料通話の回数も少なくなるのかもしれません。

いずれにせよ、クレジットカードや銀行口座を登録せずにLINEアプリで簡単に無料通話ができるのは嬉しいですね。格安SIM・MVNO利用者の方にぜひお試しいただきたい使い方です!

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