MVNOが格安SIMとセット販売するiPhone SEはお得?

カテゴリー: 格安SIM・MVNO

MVNOによる格安SIM・スマートフォンのセット販売が増加

2017年1月19日、MVNO(格安SIM事業者)のBIGLOBE(ビッグローブ)が、iPhone SEの販売を開始しました。

2015年頃からはMVNO(格安SIM業者)が格安スマホをセット販売するケースが増えていますが、主流はHuawei(ファーウェイ)などのAndroidスマートフォンでした。

ですが、iPhone 5sやiPhone SEなど、旧型のiPhoneをセット販売する格安SIM事業者も徐々に増加しています。

ほかのブログ(iPhoneのセット購入やレンタルができるMVNO(格安SIM)の比較 | MVNO(格安SIM)比較)からの引用で申し訳ありませんが、2017年1月現在、以下のMVNOが格安SIMとiPhoneのセット販売を行っています(各事業者のページに直接リンクしています。正確にはY!mobileはMVNOではありません)。

BIGLOBEは特に取り扱いが豊富で、2017年1月20日現在、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone SEの3機種を販売しています。容量はいずれも16GBのみですが(容量が少ないほど保存できる写真や音楽の量が減ります)、ユーザーの選択肢を増やすための営業努力が覗えます。

MVNOが販売するiPhoneは機能が制限されている

ただ、MVNO・格安SIM業者が販売するiPhoneは、一部の機能が制限されています。冒頭で取り上げたEngadget日本版の記事には、次のように記載されています。

取り扱うiPhone SEは、海外向けの新品・または新品並みの品質を確認したメーカー整備品です。国内版との違いは端末の調達先によって異なるものの、カメラのシャッター音が鳴る・鳴らないなどの違いがあるとのこと。ACアダプタは「日本国内の規格に準拠していない」として非同梱、FaceTimeも使えないとしています。ストレージは16GB。カラーはゴールドのみ。メーカー保証は1年が付属します。

まとめると、BIGLOBEが販売するiPhoneの特徴は次の5点です。

  • ACアダプタが同梱されておらず、ユーザーが別途購入しなければならない
  • 日本版ではなく、海外で販売されたiPhoneを修理したものである(一部は新品の海外版)
  • カメラのシャッター音が鳴らない場合がある
  • FaceTime(iPhone・iPad専用のLINEのようなもの)が使えない
  • 容量16GBで色はゴールドの機種しか選べない

ACアダプタは簡単に買えますし、日本ではメッセージアプリといえばLINEですから、FaceTImeが使えなくても問題ないかもしれません。

カメラのシャッター音が鳴らない「場合がある」というのは、iPhoneは販売される国によってシャッター音が鳴るか鳴らないか異なるためです。そしてBIGLOBEが販売するのは海外版iPhoneの整備品ですから、シャッター音が鳴らない国のiPhoneが販売される可能性がある……ということですね(良いか悪いかは別ですが)。

UQ mobileのiPhone SEは無料通話付きで初心者に優しい

MVNOの格安SIM・iPhone SEセットは高いが、初心者にはメリットがある。

料金だけを比較すれば、MVNOが格安SIMとセットで販売しているiPhoneは安くありません。

まず、通信料金は除いて、BIGLOBEではiPhone SEをいくらで販売しているか見てみましょう。

iPhone SE 16GB | BIGLOBEスマホ・タブレット

アシストパックL(分割払い)を利用すると、iPhone SE 16GBは税別2,080円(税込2,246円)の24回払いで購入できます。税込総額は53904円です。ただ、2017年1月19日から1月31日まではキャンペーンが実施されており、税抜1,880円(税込2,030円)の24回払い、税込総額48,720円となります。

ここで、次の画像をご覧下さい。

ヤフオクでiPhone SE 16GB docomoを検索した画面

ヤフオクでは新品のiPhone SEが送料込み・税込み37,000円前後で販売されています。しかも「制限○」と書かれていることからわかるように、ユーザーが格安SIMを取り付けるだけで何の問題もなく通信・通話できるようになります

docomoが販売したiPhone SEはdocomo系の格安SIMで使うことができます。代表的なのはDMMモバイルで、音声・1GBプランが月額1,140円(税込1,231円)という安さが魅力的です。

【DMMモバイル】業界最安値水準

このように、料金だけを比較すれば格安SIM業者がセット販売するiPhone SEは割高です。

ただ、「設定が容易である」ということは、iPhone SEとセットの格安SIMのメリットですね。

中古iPhoneを買って格安SIMを使うためには、自分自身で設定を行わなければなりません。SIMをスロットにセットして、Wi-Fiを設定して、プロファイルをインストールして……といった具合です。

MVNOが格安SIM事業者とセット販売するiPhoneなら通信設定が容易ですし、マニュアルも同封されていますから、初心者の方でも安心です。

さらに、BIGLOBEが販売するiPhone SEには1年間のメーカー保証が付帯しています。ヤフオクで買ったiPhoneは自分でApple Storeに持ち込んで有償で修理してもらわなければならないケースがほとんどですから、(条件付きではあるものの)無料でiPhoneを修理してもらえるメーカー保証の存在はありがたいですね。

UQ mobileもiPhone SEの販売を開始(2017年3月29日更新)

「UQモバイル、だぞっ」というフレーズと三姉妹&ガチャピン・ムックの両親というインパクトのあるCMで人気急上昇中のMVNO・UQ mobileも、2017年3月25日にiPhone SEと格安SIMのセット販売を開始しました(UQ mobileはiPhone 5sを2016年7月15日から販売しています)。

iPhone用格安SIMなら【UQモバイル】

「月額1,980〜(税抜)」と大きく書かれているので「おお! 安い!」と期待してしまいますが、別途端末代金がかかりますとも記載されています。

じゃあUQ mobileのiPhone SEはいくら? と言うと、32GBモデルが50,500円(税込54,540円)、24回分割払いなら月額2,100円(税込2,268円)です。なぜか分割払いの総額のほうが100円(税込108円)だけ安いです。

ためしに申し込みページで「のりかえ(MNP)・番号移行」と端末購入アシスト(24回分割払い)を選択し、5分以内なら国内通話無料でデータ容量2GB・月額1,980円(税込2,138円)の「おしゃべりプランS(V)」を選んで料金を計算しました(「V」はVoLTEという通信方式の略です)。

その結果、購入時お支払い額3,100円(税込3,348円)、「マンスリー割」で月額1,100円(税込1,188円)が引かれて月々のお支払い額は2,980円(税込3,218円)となりました。なお、「おしゃべりプランS(V)」は加入から14ヶ月以降は2,980円(税込3,218円)、26ヶ月以降は3,980円(税込4,298円)に値上がりするので注意が必要です。

UQ mobileは通信品質が非常に良いことで有名ですから、現在「3大キャリア」をお使いでMNPを検討中の方ならば、移行先として魅力的ですね。

UQ mobileは専売店「UQスポット」の全国展開を進めていますから初心者の方がサポートを受けやすいですし、iPhone SEなどで通話定額プランを利用できるのもメリットです。

こちらがUQ mobileの料金表です。加入から14ヶ月以降・26ヶ月以降に値上がりするものがありますので、詳細は先ほどのUQ mobile公式サイトでご確認ください。データ専用プランは記載していません。

プラン名月額料金(円・税抜)データ容量無料通話
おしゃべりプランS(V)1,9802GB1回5分以内の国内通話が何度でも無料
おしゃべりプランM(V)2,9806GB
おしゃべりプランL(V)4,98014GB
ぴったりプランS(V)1,9802GB60分
ぴったりプランM(V)2,9806GB120分
ぴったりプランL(V)4,98014GB180分
データ高速+音声通話プラン(V)1,6803GBなし(30秒10円)
データ無制限+音声通話プラン(V)2,680無制限(500kbps)

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