iPhone 7にもおすすめのクリアなスマホケースSpigen Ultra Hybridレビュー
高品質のケースでiPhone 7を守ろう
皆さん、iPhone 7はもうお求めになりましたか? 新色の「ジェットブラック」(別名・ピアノブラック)は光沢が印象的で、予約の段階で品切れになるほどの人気を誇っていますね! ただ、きれいなだけに傷が目立ちやすいというデメリットもあります。
地面や床に落としてしまった時はもちろん、日常的に使っているだけでも、iPhone 7などのスマートフォンは徐々に傷ついていきます。Apple Storeやキャリアショップ(携帯電話会社の名前が付いた店)で修理してもらうこともできますが、かなりの費用がかかりますね。
そこで、iPhone 7に限らず、スマホを購入したらますはケースを購入してスマホに装着することをおすすめします。見栄えが多少悪くなりますし、ケースを購入する費用も必要になりますが、修理に出すよりはお金の節約になります。
スマホ用ケースは各社が販売していますが、私がおすすめするのはSpigen(シュピゲン)社のUltra Hybrid(ウルトラ・ハイブリッド)というクリアケースです。iPhone 7はもちろん、GalaxyやXperiaなどのAndroidスマートフォンにも対応しています!
Spigenのスマートフォン用ケースはUltra Hybrid以外にも存在しますが、なぜこの製品がおすすめなのか、おすすめポイントを挙げて紹介していきます。
最大の特徴は、クリアなポリカーボネートの背面とTPUサイドバンパーで本体を守れるということです。バンパーはグレーやミントなど、色付きのものを選ぶこともできますし、こちらの写真のようにボタンに重なる部分も押しやすくなっていますから、デザインと操作性を損なうことがありません。
なお、このページで使っているスマホはiPhone 7ではなく2015年9月発売のiPhone 6sですが、基本的なケースの構造は同一です。
Spigenのスマホケース一覧
Spigen社は、2004年に事業を開始した、アメリカ・カリフォルニア州アーヴァインに本社を置く携帯電話・スマートフォン関連機器メーカーです。日本では2009年にサービスを開始しました。
Spigenとは、ドイツ語で鏡(mirror)を意味するspiegelと、遺伝子という意味の英語・geneを組み合わせた造語です。
このページでご紹介するUltra Hybridのほかにも、Spigen社は数多くのスマホケースをリリースしています。例として、iPhone 7向け製品の特徴を、一覧表で簡単に紹介します。
名称 | 特徴 | 材質 | 米軍MIL規格 | 公式ストア価格(税込・円) 2016年10月14日現在 iPhone 7用 |
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リキッドクリスタル Liquid Crystal | わずか1.3mm・18g、貼り付かないクリアケース | ソフトTPU | × | 2,290 |
リキッドアーマー Liquid Armor | クリック感覚そのままのブラックケース | ソフトTPU | ○ | 2,290 |
ラギッドアーマー Rugged Armor | カーボンファイバーテクスチャー・Appleロゴが隠れない | ソフトTPU | ○ | 2,290 |
シンフィット Thin Fit | スリムかつ高い耐久性 | ポリカーボネート | × | 2,290 |
ウルトラハイブリッド Ultra Hybrid | TPUバンパーとポリカーボネートの背面 | TPU・ポリカーボネート | ○ | 2,790 |
エアスキン Air Skin | 軽量な半透明ソフトケース | ポリプロピレン | × | 2,990 |
ウルトラハイブリッドS Ultra Hybrid S | 動画を観やすいスタンド付き | TPU・ポリカーボネート | ○ | 2,990 |
スリムアーマー Slim Armor | TPUとポリカーボネートの二重構造。スタンド付き。ロゴが隠れない | TPU・ポリカーボネート | ○ | 3,390 |
ハイブリッドアーマー Hybrid Armor | TPUとポリカーボネートの二重構造。ロゴが隠れない | TPU・ポリカーボネート | ○ | 3,390 |
ネオハイブリッド Neo Hybrid | TPUケースとポリカーボネートバンパー | TPU・ポリカーボネート | ○ | 3,890 |
ウォレットS Wallet S | カード3枚と紙幣も収納できる手帳型 | 合成皮革・ポリカーボネート | × | 3,990 |
スタイルアーマー Style Armor | ツートーンの二重ポリカーボネート | ポリカーボネート | × | 3,990 |
タフアーマー Tough Armor | ポリカーボネートパネルとTPUケースの二重構造。ロゴ・スピーカーを隠さない | TPU・ポリカーボネート | ○ | 4,190 |
クリスタルハイブリッド Crystal Hybrid | クリアなTPUバンパーとポリカーボネートケース。スタンド付き | TPU・ポリカーボネート | × | 4,290 |
スリムアーマーCS Slim Armor CS | 衝撃緩衝型ポリカーボネートパネル・耐衝撃TPUケース | TPU・ポリカーボネート | ○ | 4,390 |
ネオハイブリッドクリスタル Neo Hybrid Crystal | ポリカーボネートバンパーとクリアTPUケース | TPU・ポリカーボネート | × | 4,690 |
こうして並べてみると、ほとんどの製品の素材が「TPU・ポリカーボネート」で、違いがわかりにくいですね。外見は文章で説明しにくいので公式サイトの画像をご覧頂きたいのですが、基本的には価格が高くなるほど耐久性も上がると考えて良いと思います。
また、特に耐久性が高い「米軍MIL規格」に対応している製品(上の表では○印)をお選びになることをおすすめします。これは、「1.2mの高さから26回落としても耐えられる」という耐衝撃性を保証する規格です。
このうち、Ultra HybridとNeo Hybridは商品名も素材も似ていますが、Ultra Hybridが「TPUバンパーとポリカーボネートの背面」であるのに対して、Neo Hybridは「ポリカーボネートのバンパーとTPUケース」と、素材が逆になっています。
外見も大きく異なっており、Ultra Hybridは透明ですが、Neo Hybridは黒い鎧のようになっています。
最初に掲載した写真のように、Ultra Hybridは背面がクリアでサイドバンパーは色付きとクリアから選べるため、iPhone 7などのスマホのデザインを活かしたい方におすすめです。より高い耐久性を求める方にはNeo Hybridをおすすめします。
米軍MIL規格を満たした製品であれば、Ultra Hybrid・Neo HybridよりもStyle Armorなどの「Armor系」のほうが耐久性はさらに高いのですが、こちらは外見がゴツゴツしています。スマホのデザインが変わってしまいますが、ミリタリーが好きな方にはおすすめですね。
価格とデザイン・性能のバランスを考慮すれば、やはりクリアなスマホケース・Ultra Hybridをおすすめします。ただし、「建設現場でスマホを使う」「スマホをランニングのお伴にする」という方ならば、Neo HybridかArmor系のほうがおすすめです。
iPad・Androidスマホにも対応
2016年10月現在、Spigen製品が対応しているスマホ・タブレットなどは以下の通りです。
- iPhoneシリーズ
- iPad Pro・iPad mini 4・iPad Air
- Apple Watch
- Galaxyシリーズ
- Xperiaシリーズ
- Nexusシリーズ
- HTC 10
- LG G5・V10・G Pro 2
- Huawei P8 Lite・P9・P9 Lite・Honor 5X
ほとんどがApple(アメリカ)・Samsung(韓国)・LG(韓国)・HTC(台湾)・Huawei(中国)のスマホで、日本メーカーのスマホはSonyのXperiaだけですね。
言い換えれば、世界的に販売されているスマホならば、Spigenのケースが対応している可能性が高いです。
こちらは、SamsungのGALAXY S5にSpigen Ultra Hybridを取り付けたところです。このように、クリアだけではなく本体カラーに合ったバンパーも選択できます!
Ultra Hybridのおすすめポイント・残念ポイント
前置きが長くなりましたが、実際にSpigen Ultra Hybridをスマホに取り付けてレビューしていきます。
なお、Spigen Ultra Hybridは取り外しが難しいため、SIMカードの装着が必要な場合は、ケースを取り付ける前に行っておくことをおすすめします。
最初に述べたように、Spigen Ultra Hybridの最大の特徴はTPUバンパーとポリカーボネートの背面の二重構造でスマホを守ることです。側面は硬いバンパーで、背面はクッションで保護する……というわけですね。
こちらはケースを取り付ける前のiPhone 6sです。
Spigenのスマホケースには、なんと保護フィルムが貼り付けられています。製品を完全な状態で消費者に届けたいというSpigenの意志の表れですが、保護フィルムは傷つきやすいため「新品のケースに傷が付いていた!」と勘違いする人もいます。
使用前に剥がしておきましょう。カメラ部分の穴からが剥がしやすいです。
Spigen Ultra Hybridを取り付けると、このようになります。バンパーの分だけゴツゴツした外見になりましたが、美しいiPhoneのデザインを損なうことはありません。
私個人のレビューとしては、スマホのデザインそのままで耐久性まで上がりますし、ボタンが押しにくくなったり充電ケーブルを接続しにくくなったり、本体を持ちにくくなったりすることはありませんでした。
「スマホを守るためにケースを付けたいけれど、デザインは変えたくない」という方にこそ、Spigen Ultra Hybridをおすすめします。
ただし、デメリットがないわけではありませんので、最後に列挙しておきます。
価格が高い
Spigen製品は全体的に高いですね。iPhone 7用のUltra Hybridは、2,790円もします。たとえセールで半額になっても1,395円です。楽天ならば安いスマホケースが数百円で売られていますからね……。
Ultra Hybridを含むほとんどの製品がアメリカ軍のMIL規格に適合しているなど、高い耐久性があるのは間違いありませんが、購入を躊躇してしまう価格です。
偽物が出回っている
これはSpigen社の責任ではありませんが、特記すべきデメリットです。財布やバッグなどのいわゆる「ブランド品」には違法な偽物が存在しますが、なんとSpigenのスマホケースにも偽物があります。Amazonやヤフオクで販売されていたこともあり、Spigen公式Twitterが注意喚起したほどです(リンクは貼りませんが、「Spigen 偽物」で検索すると詳しい情報が出てきます)。
私もヤフオクで偽物のSpigen Neo Hybrid for Galaxy S5を落札してしまいました……。
ここまであからさまな偽物は珍しいですが、オークション・フリマサイトでは「バルク品(箱がない商品)です」と言って偽物を販売する人もいますので気を付けましょう。本物は次の写真のようなパッケージです。
下の写真は、Ultra Hybrid for GALAXY S5のパッケージです。プラスチックケースですね。
また、2016年1月以前に発売された商品ならば、Spigenのウェブサイトでシリアルナンバーを入力することにより真贋を確認できます。
2016年1月以降は「Spigenは知的財産権を保有するため、証明書とホログラムシールは偽造品の抑制に必要ない」そうです。大丈夫なんでしょうか。
COUNTERFEIT PRODUCTS – Spigen Inc
偽物の購入を防ぐためには、確実に本物を取り扱っているSpigen公式ストアでお求めになることをおすすめします。
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