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レシピ発見! フライドポテトの作り方

おいしくて安いフライドポテトを家庭で食べたい

ハンバーガーショップなどのファストフード店で食べられるフライドポテトは、じゃがいもの風味に塩味が効いた素朴な味で、何度食べても飽きることがありませんね。

ただ、Lサイズ・約200グラムの価格は300円前後にもなってしまい、200円くらいのハンバーガーのサイドメニューとしてはちょっと高いかな? という気がします。

そこで、インターネット上にあったレシピを参考にした作り方でじゃがいもを調理したところ、Lサイズのフライドポテトを約50円で作ることに成功しました。レシピといっても、本当に「じゃがいもの皮を剥いて、切って、煮てから油で揚げる」だけの簡単な作り方です。

完成したフライドポテト

なお、私は調理・写真撮影を複数回行い、うまく撮れたものを掲載したため、このページでは撮影日が異なる写真が混在しています。参考にしたフライドポテトのレシピと作り方は同一ですので、ご了承ください。

インターネットでレシピを発見

私は以下のサイトのレシピを参考にしてフライドポテトの作り方を考えました。

二つのレシピを合わせると、フライドポテトはこのような作り方になります。

  1. ジャガイモ(メークイン)を適量用意し、好きな形に切る
  2. 76.6度のお湯に15分浸けておく(煮るのではなく、火を止めてお湯に入れておく)
  3. お湯を切って、50秒揚げる
  4. 冷凍庫で凍らせる
  5. 凍ったフライドポテトを、190.5度の油で3分半揚げる

以上です。

「えっ、これだけ?」と拍子抜けしてしまいそうな作り方ですが、本当にレシピはこれだけです。ただ、冷凍・二度揚げという、一般人であればなかなか思い付かないフライドポテトの作り方がレシピに含まれますので、注意が必要です。

また、お湯・油の温度は正確に計らなくても構いませんし、揚げる時間もあまりレシピにこだわらずに柔軟な作り方ができます。細長いフライドポテトを鍋から取り出すだけでも10分ほどかかるため、レシピの時間にとらわれずに、色が付いたフライドポテトを早く取り出す作り方をしなければならないためです。

写真付きで作り方を紹介

では、レシピを基にしたフライドポテトの作り方をご紹介します。

ジャガイモを切る

メークイン1kg

今回は、フライドポテト用に1kgのメークインを用意しました。皮を剥きます。

皮を剥いたジャガイモ

ジャガイモの皮を剥くと、約800gに減ってしまいました。油で揚げたフライドポテトになると水分が抜けてさらに重量が減ります。

細長く切ったジャガイモ

私はマクドナルド風のフライドポテトが好きですので、ジャガイモを細長く切りました。

ジャガイモをお湯に浸けておく

お湯に浸けたジャガイモ

大きめの鍋でお湯を沸かし、ジャガイモを浸けておきます。フライドポテトですが、レシピによると揚げるだけでなく茹でる点も重要な作り方です。

最初に紹介したフライドポテトのレシピでは「76.6度のお湯」となっていますが、実際は100度まで沸騰させてしまっても構いません。「沸騰したらジャガイモを入れ、すぐに火を止めて15分待つ」という作り方が簡単です。

なお、15分間火をつけっぱなしにして煮込む作り方をした場合、メークインでもドロドロに溶けてしまいフライドポテトとは呼べないものになりますので、沸騰したお湯にジャガイモを入れたら、すぐに火を消してください。

ジャガイモのあく取り

ジャガイモから灰汁(あく)が出てきますので、できれば取っておきましょう。

お湯を切って油で揚げる

ザルに出したジャガイモ

ジャガイモをザルに出して、お湯を切ります。

フライパンで揚げているジャガイモ

鉄製のフライパンに油を注ぎ、茹でたジャガイモを揚げます。ステンレス加工されたフライパンをお持ちの場合は、揚げ物鍋をお使いください。

レシピによると標準揚げ時間は「50秒」ですが、あまり時間にとらわれた作り方はせず、適度に色が付いたらフライドポテトを油から出しましょう。

冷凍庫で凍らせる

皿に並べたフライドポテト

揚げたフライドポテトの油を切り、クッキングペーパーを敷いた皿に載せます。800グラムもありますから、一度に約270グラムずつ食べられるように、3皿に分けましょう。

揚げてから1時間ほど経ったら、フライドポテトを1皿ずつビニール袋に入れ、冷凍庫で凍らせます。この部分もレシピの中で重要な作り方です。

凍ったビニール袋入りフライドポテト

こちらが凍ったフライドポテトです。ネット上のレシピには正確な時間が記載されていませんでしたが、大体10時間くらい凍らせて再度揚げるという作り方で良いと思います。もちろん、冷凍フライドポテトにして後日揚げるという作り方でも構いません。

完成! フライドポテト

冷凍フライドポテトを揚げる

あとは、食べたくなった時に冷凍フライドポテトを揚げるだけです。レシピには記載がありませんが、揚げる1時間ほど前に冷凍庫から出して自然解凍するという作り方をすると、フライドポテトがほぐれて揚げやすくなります。

レシピではフライドポテトの揚げ時間が「3分半」となっていますが、時間は気にせず、茶色くなったものから順に取り出す作り方をしていきましょう。

バーガー、フライドポテト、コーラ

フライドポテトだけでは物足りないので、スーパーマーケットでハンバーガー(正確にはテリヤキバーガー)とコーラを買ってきて、ハンバーガーセットにしてみました。時間がかかりましたが、レシピ通りの作り方で無事にフライドポテトが完成しました。

所要時間と金額は?

さて、ここまでインターネット上のレシピを参考にしてフライドポテトの作り方を説明してきました。レシピ自体はかなり簡単ですし、実際の作り方でも複雑な作業はまったくありませんが、時間がかかります。フライドポテトを凍らせる時間と解凍する時間を除けば、およそ2時間です(一度にフライドポテトLサイズ3箱分という作り方ですから、2回目と3回目は10分ほどで済みます)。

2016年1月17日現在、私の家の近くにある店(食品ディスカウントストア「ラ・ムー奈良二名店」)では、3kgのジャガイモを税込み398円で購入できます。1kgに直せば約133円ですし、皮を剥いた800gのジャガイモをさらに3袋に分ければ、44円で270gのフライドポテトという作り方ができます。ファストフード店のLサイズ・170gのフライドポテトが約300円であることを考えれば、驚くべき安さです。

ただ、いくら安くてもレシピ通りの作り方でフライドポテトに2時間もかける価値があるか? と考えると、お金を払って店員に調理を任せたほうが効率が良いことは間違いありません。

お金のことは考えず、飽くまでも「レシピを読んで調理を楽しむ」という作り方をするのが良さそうです。家で調理したフライドポテトはなかなかおいしくて、味は保証できますよ。

タグ: フライドポテト ファストフード