通信・モバイル

mineoのSIMを追加する時はどうすればいい?

mineoのSIM追加時は再度新規契約が必要

大手通信事業者から回線を借りてMVNOが提供する「格安SIM」には、通話ができるものとデータ通信専用のものがありますね。

スマートフォンとタブレットの2台持ちをしている方は、「同じ会社の格安SIMを複数枚契約したい」ということがあるのではないでしょうか?

たとえば、IIJmioならば同じデータ容量を複数枚のSIMで「シェア」できます。3GBの容量をスマートフォンとタブレットで分けられるということですね。

「シェアプラン」がある格安SIMならば、簡単に追加SIMの申し込みを行えます。

一方で、mineoにはシェアプランのような仕組みはありませんので、SIMを追加する時は再び新規契約しなければなりません

ですが、新規契約と同じであるため、mineoではSIM追加時にもエントリーコードや「紹介URL」を使うことが可能です!

さらに、同一名義・または家族で複数回線を申し込めば、1回線ごとに月額50円(税抜)がmineo利用料から割り引かれるというメリットもあります。

私は既にmineoのデュアルタイプ(音声通話付)SIMを契約していましたが、今回実際にmineoのシングルタイプ(データ専用)SIMを追加で申し込みました。その手順をご紹介します!

eoIDを複数作ることもできる

申し込みの前に、現在のeoIDで追加SIMを申し込むか、それとももう1つのeoIDを作成するかを考えましょう。

eoIDとは、mineoユーザーに割り当てられるIDです。もともとは関西圏の光ファイバーサービス「eo光」で使われていたため、このような名称となっています。

特に理由がなければ既に使っているeoIDで申し込むのが簡単ですが、複数のeoIDがあれば、パケットギフトを送り合うことで「無限繰り越し」ができます

というのは、パケットギフトは発行時の翌月末日が使用期限になるのですが(例:4月20日発行ならば5月31日)、毎月自分宛にパケットギフトを発行すれば使用期限を延長し続けられるためです。

ただし、同一のeoID同士の場合、たとえ複数回線契約していてもパケットギフトを自分自身に送ることはできないため、この裏ワザを使えません。

複数のeoIDを使い分けていても、追加SIM発行後に「家族割」で自分自身を指定すれば、月額50円(税抜)の割引は受けられます

ですから、何らかの理由で大量のパケットを長期間保有しておきたい方は、複数のeoIDを作ることを検討してください。

一人で複数eoID発行するのは規約違反?

ここで、「同一名義のeoIDをいくつも作るのは規約違反では?」とお思いになった方もいるかもしれません。

ただ、mineo公式としては「推奨はしていないが、規約違反ではない」という認識のようです。こちらの掲示板をご覧下さい。

同一名義での 複数eoID取得について | みさきさんの掲示板 | マイネ王

「mineoサポートダイヤルに『もうひとつeoIDを発行していただきたい』と言われた」という趣旨の投稿がありますね。

もちろんこのユーザーがたまたまそう言われただけかもしれませんし、スタッフの認識が間違っているという可能性もありますが、現時点では『一応』問題ないようです。

メールアドレスも追加される!

mineoの追加SIMを申し込むと、同時にメールアドレスも無料で追加されます。eoIDが同一か、それとも別かは関係ありません。

mineoのメールはパソコンのメールソフトでも送受信できますから、追加メールアドレスが欲しい方とっては便利なサービスですね。

なお、メールアドレスの変更・メールボックス容量の増加を行うためには、追加SIM到着後に別途マイページで申し込みが必要です。

mineo追加SIMの申し込みと受け取り

前置きが長くなりましたが、実際にmineoの追加SIMを申し込んでみます。

その前に、初期費用(契約事務手数料)が無料になる「エントリーコード」を別途お求めになることをおすすめします(下の画像をクリックすると、Amazonの販売ページに移動します)。

エントリーコードを用意出来たら申し込みページに移動します。mineoを契約済みなら、「マイページ」から申し込むこともできます。

ただ、お得なキャンペーンが適用されますので、ブログやTwitterで公開されているmineoユーザーの「紹介URL」を経由することがおすすめです。

mineoの申込画面には、次のように「eoIDをお持ちの方」と「eoIDをお持ちでない方」の2種類のボタンがあります。前述の「パケットギフト無限繰り越し」をしたい場合のみ、「eoIDをお持ちでない方」を選びましょう。

mineo申込画面

と言いつつ、私は同一のeoIDで申し込みを行うため「eoIDをお持ちの方」を選びました。下の画像のように住所等が自動入力されますし、「複数回線割引」も自動適用されるためです

mineo住所入力済み画面

シングルタイプ(データ専用)SIMを申し込んだ場合、普通郵便でパッケージが届きます。デュアルタイプの場合はヤマト宅急便かゆうパックで届き、配達員から受け取らなければなりません。

mineoの申し込みが初回か2回目以降かという違いではなく、デュアルタイプ・シングルタイプの違いによるものです。

私の場合は、2017年4月25日火曜日の午後9時53分にデータ専用追加SIMの申し込みが完了し、26日水曜日の午後2時22分に「【mineo】サービス手続き完了とご利用にあたってのお知らせ」というメールが届きました。

その後、なかなかSIMが届かなかったのですが、4月28日金曜日の午前8時頃にスマートフォン用アプリ「mineoスイッチ」で確認すると、新しい電話番号とパケット容量が追加されていました。

郵便受けにSIMパッケージが投函されたのは、5月1日月曜日の午後1時過ぎのことです。

通常は「サービス手続き完了」メールが届いてから2〜3日でSIMパッケージが配達されるはずですが、日曜日と祝日には普通郵便が配達されないため、遅くなってしまいました(2017年4月29日は土曜日でしたが、「昭和の日」という祝日が重なっていました)。

スマートフォン・タブレットにSIMを挿入してAPNまたはプロファイルの設定をすれば、無事にmineoの追加SIMを利用開始できます。

タグ: mineo MVNO 格安SIM