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Huawei P10 Liteを23544円で買う方法。7月5日まで!

au VoLTEにも対応したP10 Lite

2017年6月6日、中国・Huawei(ファーウェイ)が新しいスマートフォンのP10シリーズを日本で発売することを発表しました。

Huawei Pシリーズといえば、ドイツの高級カメラブランド・Leica(ライカ)と提携した高品質なカメラが最大の特徴ですね。

2016年に発売された廉価版のP9 Liteは日本でも大ヒットしましたから、今回のP10 Liteも大きな売り上げが期待できます。

詳しいスペック等は、Huawei公式サイトとITニュースサイトに掲載されています。

P10 Liteの特徴 1…au VoLTE対応

P10 Liteの目立った特徴を簡単に述べると、次の2点になります。

  • au VoLTE対応
  • Wi-Fi: 802.11a/b/g/n/ac (2.4/5.0GHz) 対応

まず「au VoLTE対応」ですが、au回線は通信方式が特殊なため、mineo aプランやUQ mobileなど、au回線を使ったMVNO(格安SIM)に対応した機種は非常に少ないです。

このP10 Liteはau VoLTEに対応しているため(正確には後日アップデートで対応予定)、au回線の格安SIMでも問題なく通信できます。

au VoLTEに対応したSIMフリースマホとしては台湾・ASUS(エイスース)のZenFoneシリーズのほか、Huawei novaも存在していたのですが、P10 LiteはKirin 658を搭載しています

Kirinとは、Huaweiの子会社・HiSiliconが製造するSoCです(SoCはCPUや通信モジュールなどの集合体)。自社グループ生産のため、製造コストを削減できるようです。

au VoLTE対応のZenFoneやHuawei novaはいずれもアメリカ・QualcommのSnapdragonというSoCを採用していたため、「Kirinはau VoLTEに対応できないのではないか?」と言われていました。

ところが、今回P10 Liteに搭載されたKirin 658がau VoLTEに対応したため、不可能ではないと証明されたのです。ただし、Kirinは3D描画の性能が低いですから、一概に良いことだとは言い切れません。

また、P10(Liteではないほう)とP10 PlusにもKirinが搭載されていますが、この2機種はau VoLTE非対応です。

P10 Liteの特徴 2…5GHz Wi-Fi対応

次に「Wi-Fi: 802.11a/b/g/n/ac (2.4/5.0GHz) 対応」です。簡単に言えば、Wi-Fiで混信が少ない高速通信が可能になるということです。

Wi-Fi(無線LAN)で使われている2.4GHZ帯の電波は、電子レンジやBluetooth(無線イヤホンなどで使われる規格)と同じ周波数のため、混信により速度低下などの不具合が生じる可能性があります。

5GHz帯にも対応することで混信の頻度が少なくなりますし、特に5GHz帯の802.11acでは433Mbps以上の高速通信が可能です(理論値のため実際はそこまで速くありませんし、機器により最大速度は異なります)。

私は実際に2.4GHz帯のWi-FiとBluetoothイヤホンが混信してHuaweiタブレット・MediaPad M3で通信できなくなる不具合に悩まされていましたので、P10 Liteの5GHz帯対応は嬉しいです!

なお、MediaPad M3も5GHz帯に対応しているため、5GHz帯のWi-Fiを使い始めたら混信しなくなりました。

5GHz帯のWi-Fiを利用するためには、スマートフォン・タブレットのみならず、無線LANルーターも対応している必要があるので注意が必要です。

P10 Liteを23544円で買えるキャンペーン

さて、スペック自体は魅力的なP10 Liteですが、「税抜き2万9980円」という価格はちょっと高いですよね?

何しろ、同じHuaweiのnova liteは2万円前後で買えますからね……。

ところが、2017年6月6日の発表日当日に、P10 Liteを23544円で買えるセールが開始されました! こちらです。

HUAWEI P10 lite新発売記念!2,000円オフキャンペーン|ポイントサイトなら【gooポイント】

HUAWEI P10 lite発売記念キャンペーン

ご覧のように税抜21800円ですから、8%の消費税を加えても23544円で購入できます!

ただし、こちらのセールは格安SIM・OCNモバイルONEのSIMをセットで購入することが必須条件です(「届いたSIMは契約しなくても良い」という情報もありますが、真偽は不明です)。

SIM自体は無料でもらえますが、契約するとOCNモバイルONEの月額料金がかかります。音声付き・データ専用・データ+SMSの3種類から選べます。

それでも23544円という安さは異常ですから、月1000円程度の月額料金はまったく気になりませんね。

ところで、このキャンペーンを使ってP10 liteを格安で購入する方法は、少し手順が複雑ですので気をつけてください。次のようになっています。

  1. 「gooポイント」のサイトでクーポンを発行する
  2. 「gooSimseller」という店舗でP10 liteとOCNモバイルONEセットの注文に進み、「備考欄」にクーポンコードを入力する
  3. 表示される金額は税抜23800円(税込25704円)だが、後日金額が「税抜21800円(23544円)」に訂正されたメールが届く

……いずれも「goo」という名前が付いていてややこしいですが、2種類のサイトを経由しなければならないわけです。

さらに、「gooポイント」サイトには「gooID」でログインしますが、「gooSimseller」には独自のIDでログインしなければなりません。

さらに、gooIDには普通のパスワードとは別に「ポイントパスワード」というものがありますから、合計で3種類のパスワードを用意する必要があるのです。

なぜこんなに複雑な方法で購入させるのかよくわかりませんが、新しいスマートフォンを格安で手に入れられることを考えれば小さな労力かもしれません!

私も6月6日にこのキャンペーンでP10 liteを購入しました。届くまで2週間ほどかかりそうですが、今から楽しみです。

最後にキャンペーンサイトのリンクをもう一度貼っておきます。注意事項をよく読んでから購入してください

なお、キャンペーンは2017年7月5日までの予定ですが、早期終了する場合もあります。

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タグ: Huawei Android MVNO 格安SIM