楽天銀行デビットカードで通常ポイントを利用できる
2018年8月20日、楽天銀行デビットカードの支払いに楽天ポイントを充当できるようになりました。2025年9月時点ではVisa、Mastercard、JCBの全ブランドに対応しています。
ただし、楽天銀行デビットカードで利用できるのは通常ポイントのみです。期間限定ポイントを楽天銀行デビットカードで消費することはできません。
たとえば、下の図のように「1,000円の商品を楽天銀行デビットカードで支払う」「楽天ポイント口座には400通常ポイントと500期間限定ポイントがある」とします。

すると、「400通常ポイントのみが消費され、楽天銀行からは600円が引き落とされる」ことになります。
1回の決済ごとに利用できるポイント数
なお、楽天銀行デビットカードの一度の決済(一回の取引)で使えるポイント数には上限と下限があります。
下限は50ポイント、上限は30,000ポイント(ダイヤモンド会員は上限500,000ポイント)です。
通常ポイントが49ポイント以下の場合には、楽天銀行デビットカード(Visa, JCB)で決済してもポイントは消費できないということです。
40,000通常ポイントを持っている状態で50,000円を楽天銀行デビットカードで決済すると、消費されるポイントの上限は30,000なので20,000円が口座から引き落とされます。
このポイント数のルールは以下の楽天銀行公式サイトに明記されています。
楽天銀行にログインして設定する
楽天銀行デビットカードで通常ポイントを消費するための設定方法を紹介します。
以下はスマートフォン(Android)用アプリの設定ですが、パソコンやスマホ用サイトでも基本的な流れは同じです。

楽天銀行アプリにログインしたら、画面を下にスクロールしてください。

「商品・サービス」欄にある「カード利用状況・お申し込み」をタップしてください。

ポイントを利用したい楽天銀行デビットカードの欄にある「ポイント利用設定」というオレンジ色のボタンを押します。

次の画面で「デビット利用額に常に全てのポイントを利用する。」にチェックを入れ、画面下にあるオレンジ色の「設定を変更する」ボタンを押せば、次回から楽天銀行デビットカードで決済した際に、自動的に通常ポイントが消費されるようになります。
なお、この画面では「設定したポイントを利用する」、つまり「決済ごとに1000ポイントだけ消費する」ように設定することもできますが、特別な事情がない限りは「全てのポイントを利用する」で良いと思います。
楽天銀行デビットカードでのポイント利用後の明細
この章の画像は2018年11月26日時点のものですが、現在も同様の処理が行われます。
楽天銀行のアプリまたはサイトで設定したら、楽天銀行デビットカードで普段通りに支払うだけでポイントを利用できます。
ためしに、「841円の商品」と「合計432円の商品」を楽天銀行デビットカード(JCB)で決済しました。

ご覧のように、「841円の商品」は全額ポイントで決済できました。保有していた通常ポイントが、決済金額より多かったためです。
全額ポイントで支払っても入出金明細に記載されます。
また、預金とポイントを組み合わせて支払った場合も、「200円ポイント利用 -232円」のように、使ったポイントと引き落とされた預金が併記されます。

楽天スーパーポイントの明細にも、利用したポイントが記載されます。
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