上質かつ質素な土屋鞄製作所の革製品
安すぎる財布はビジネスシーンや冠婚葬祭に向きませんが、誰もが知る有名ブランドは軽薄な印象を与えることがあります。
そこで、さりげなく上質な財布を持ちたい方におすすめなのが、1965年創業の日本ブランド「土屋鞄製作所」のメンズ長財布です。

土屋鞄製作所のメンズ長財布「アルマス スロットインロングウォレット」
今回ご紹介する土屋鞄の長財布は「アルマス スロットインロングウォレット」です。

財布の中に小さなカード入れが入っているので「スロットイン」という名称です。

下の写真のように、交通系ICカードや免許証など、頻繁に出し入れするカードだけを収納できます。

長財布本体と合わせて11枚のカードが入ります。もちろん、硬貨と紙幣も入れることができます。

全ての土屋鞄の長財布がこのような構造というわけではありません。直営店とオンラインストアで、お気に入りの商品を探してください。
手作りの革製品を追求する土屋鞄製作所
土屋鞄製作所は、1965年に一人でランドセルの製造・販売を始めた革職人の土屋國男氏が創設しました。
それから半世紀以上が経ち、東京都足立区西新井の本社を中心に、仙台から福岡まで、そして台湾の21店舗で、鞄や財布などの革製品を販売しています(2025年9月17日時点)。
土屋鞄が追求し続けているのが、職人の手作業による高品質な革製品です。
「手作業で作られる革製品は、工場で大量生産されるものより高いのではないか」とお思いかもしれません。
このページで紹介した土屋鞄のメンズ長財布は、2019年時点で税込30,800円でした。現在同一の商品は販売されていませんが、価格帯が大きく変わることはありません。
高級ファッションブランドよりリーズナブルでありながら、土屋鞄の製品は高い品質を持っています。10代、20代から30代の方でも、肩肘張らずに持てる財布ではないでしょうか。
土屋鞄の長財布に感じられるホスピタリティ
以前、日本では「おもてなし」という言葉が流行しましたが、土屋鞄の革製品からも「商品を手にした人に、長い間大切に使い続けてほしい」というもてなしの心が感じられます。

財布が入る箱にはリボンがかけられ、物語を伝えてくれる小冊子が同封されています。

「皮革製品の取り扱い上の注意」という冊子では、どのように財布を取り扱えば長く使い続けられるかが詳しく解説されています。

箱と商品に記された土屋鞄製作所のロゴは、革を切る包丁を表現したものです。アルファベットのLに似ていますね。
土屋鞄製作所の長財布を買える店舗
土屋鞄製作所の鞄や財布などの商品は、直営店および公式オンラインストアで販売されています。
状態により費用が異なりますが、糸のほつれ直しや革の張替えなどの修理も、実店舗とオンラインで受け付けてもらえます。
大量生産・大量消費の時代にありながら、「同じ革製品を修理しながら長く使ってほしい」という土屋鞄の姿勢が伺えますね。
土屋鞄製作所の公式オンラインストアには以下のリンクからアクセスできます。店舗一覧も記載されています。
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