ホームセンターで腕時計ベルトは調整できる？実体験に基づく費用を紹介

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このページは2019年12月2日に掲載し、一部を2025年9月2日に編集したものです。現在、腕時計のベルトを調節する費用は異なる場合があります。また、全ての家電量販店やホームセンターに腕時計のベルト調節を行ってくれる店舗が併設されているわけではありません。

腕時計ベルトを家電量販店・ホームセンターで交換できるのは「同じ店で買った場合」だけ

新しい腕時計(オリエントスターWZ0041AC)を購入したところ、金属製のベルト(ストラップ、バンド)がゆるくて私の腕に合いませんでした。インターネットで買ったので販売店に行って調節してもらうこともできません。

ただ、自分で腕時計のメタルバンドを調節したら失敗しそうです。そこで「腕時計を販売する店ならば、持ち込みでもベルト調節してくれるのではないか？」と考えました。

今回私がやって来たのは、埼玉県に本部がある大手ホームセンター「カインズ」です。腕時計が販売されています。

下の写真ではわかりにくいですが、サービスカウンターの看板に「腕時計バンド交換」と記載されています。期待できますね！

結論を述べると、「私は」ホームセンターで腕時計のベルトを交換できませんでした。

このホームセンター(カインズ)では同じ店舗で購入した腕時計に限り無料で腕時計のベルトを交換・調節してくれるためです。

カインズに限った対応ではなく、他の家電量販店やホームセンターでも「自社の同一店舗で購入した腕時計のベルトのみ、無償で調整可能」という対応が多いようです。

私は別のオンラインストアで購入したため、ホームセンターで腕時計のベルトを交換してもらうことはできませんでした。

ただ、このホームセンターのサービスカウンターに相談したところ、「別の店で購入した時計は、建物の中にある別の修理屋でベルトを調節してもらえる」と言われました。

「靴修理・合カギの店」と書かれていますが、腕時計も簡単な修理ならば行ってもらえます。

なお、全てのホームセンターや家電量販店にこのような修理店が併設されているわけではなく、「靴修理・合鍵の店」が必ず腕時計の修理やベルト調節に対応しているわけでもありません(こちらの写真の店は、2025年9月2日時点では既に閉店しています)。

それはともかく、店員に相談すると、「腕時計のベルト交換・調節は税込550円でできる。時間は15分ほど」と言われました。

さらに、腕に合うように何度か調節してもらう場合も追加料金なしということなので、早速お願いしました。

修理屋のレシートです。クレジットカード払いも可能でした。なお、メタルバンドでも革ベルトでも同じ料金でした。

15分経ってから店に寄り、さらにもう一度ベルトの長さを調節してもらってから、腕時計を受け取りました。

無事に、ステンレス製の腕時計ベルトが腕に合うちょうど良い長さになりました。

なお、金属製の腕時計ベルトの場合は、上の写真のように「余りコマ」を受け取るのを忘れないようにしましょう。再調節の際に必要です。

このページで紹介したような修理店は日本全国にあるようです。

たとえば、全国約100店舗以上を展開する「ミスターミニット」では、金属製の腕時計ベルトの「コマ詰め」が税込1,100円です(2025年9月2日に確認したところ、現在も同じサービスを同じ金額で行っていました)。

より安い価格で腕時計のバンド交換・調節を実施してくれる店もありますから、「地域名 靴修理合鍵」(「時計修理」より「靴修理合鍵」のほうが安い店が見つかりやすい)などのキーワードで検索して修理屋を探してください。

たとえば「大田区靴修理合鍵」といった具合です。いわゆる「修理屋」が見付かります。

なお、店舗によってはウェブサイトで「腕時計は電池交換のみ対応する」ように紹介していることがあるのですが、よく読むとベルト調節に対応していることもあるので、諦めずに調べてください。

家電量販店やホームセンターで腕時計のバンド調節・交換に対応してもらえず、修理店も見付からない場合は、少し高くなりますが時計店を探して相談してください。