楽天カードの国際ブランドを変更する方法(2019年)

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このページは2019年6月16日に公開したものです。現在、楽天カードの国際ブランドを変更する方法は異なる場合があります。

楽天カードの国際ブランドを変更する方法は3種類

「国際ブランド」とは、クレジットカード・デビットカードについているVisa, Mastercard, JCB, American Expressなどのロゴマークの日本での呼び方です。

「国際ブランド」が付いているカードは全世界の加盟店で利用できます。たとえば、Visaロゴがあるカードは、日本国外でもVisaの加盟店で決済に使用できます。

楽天カード(JCB)はセブン-イレブンの電子マネー「nanaco」にチャージできるというメリットがありましたが、2017年11月1日以降は楽天カード(JCB)からnanacoへのチャージにポイントが付かなくなったため、JCBのメリットが少なくなりました。

そのため私は今回(2019年6月)、2015年1月に作った楽天カード(JCB)を解約し、Mastercardに国際ブランドを変更しました。

楽天カード(JCB, 2015年)と楽天カード(Mastercard, 2019年)
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このページでは、実際にどのような方法で楽天カードの国際ブランドを変更したのか取り上げていきます。

楽天カードのブランド変更の方法には、以下の3種類があります(正確には、「ブランド変更」ではなく「カードの追加」も含みます。現在楽天カードを1枚しか持っていない場合は「カードの追加」が簡単です)。

  1. 楽天カードを解約して再発行する
  2. 2枚目の楽天カードを発行する
  3. 「アルペングループ 楽天カード」を発行する

楽天カードを解約して再発行する

このページを掲載した当時、楽天カードは1人1枚しか持てませんでした。

そこで当時一般的だった楽天カードの国際ブランドを変更する方法は、「楽天カード(JCB)を解約してから、楽天カード(Mastercard)に新規入会する」という方法です。

この方法は、後で詳しく紹介します。

2枚目の楽天カードを発行する

以前は楽天カードは1人1枚しか持てませんでしたが、現在は、楽天カードを1枚しか持っていなければ2枚目のカードを追加可能です。

インターネット上の情報を綜合すると、2017年12月に「隠しメニュー」として、1枚目の楽天カードがVisaの場合に限りカード追加が可能になりました。ただし、2枚目にできるのはJCBまたはMastercardで、通常デザイン(銀色)の楽天カードは追加不可でした。

その後、2021年6月1日から、1枚目の楽天カードの国際ブランドに関係なく、同一名義で2枚目の楽天カードを発行できるようになりました。

「楽天カード」を原則1枚の発行から2枚目の発行が可能に|楽天カード

2枚目の楽天カードは「楽天e-NAVI」か「楽天カードアプリ」で追加発行可能です。

「アルペングループ 楽天カード」を発行する

2019年4月1日、楽天とスポーツ用品店のアルペンが提携して「アルペングループ 楽天カード」の発行が開始されました。

「楽天アルペンカード」で検索すると画像が出てきますが、青いMastercardブランドの楽天カードです。

実は「アルペングループ 楽天カード」は既に楽天カードを持っていても発行可能です。上記の「2枚目の楽天カード」にもカウントされません。

その後、楽天カードはゆうちょ銀行やみずほ銀行などとコラボレーションしたカードの発行を開始しましたが、なぜか2025年9月時点でも「アルペングループ 楽天カード」のみが「2枚目カウント」の対象外です。

ただ、国際ブランドはMastercardしか選べないため、既に楽天カード(Mastercard)をお持ちの場合はあまり意味がありませんし、アルペングループのサービスを利用しない場合は機能が無駄になってしまいます。

それでも「アルペングループ 楽天カード」に興味がある方は、専用サイトから申し込んでください。

ポイントがWで貯まる アルペングループ 楽天カード|楽天カード

楽天カードを解約・再発行して国際ブランドを変更する手順

では、実際に私が楽天カード(JCB)を一旦解約して楽天カード(Mastercard)を申し込んだ際の手順を取り上げていきます(2019年6月時点の情報です)。

一旦楽天カードを解約するため、月額料金の支払いなどは別のカードに変更しておいてください。

まず、「楽天カードコンタクトセンター」に電話して、「楽天カードの国際ブランドを変更したいので、一旦解約する」と伝えます(いたずら電話防止のため、番号は記載しません)。

解約のために電話をかけたのは2019年6月10日月曜日の午前10時30分頃です。はっきりと「国際ブランドを変更するために解約したい」と言うことが重要です。

なお、解約後にe-NAVIまたは楽天カードアプリにログインすると強制解約を意味する「エラーコード:2」が表示されますが、正常な対応ですので問題ありません。

楽天カードアプリ エラーコード:2

解約時の電話で「2営業日後に申し込み手続きをしてください」と言われたため、6月12日水曜日の午前10時過ぎに楽天カードウェブサイトで申し込みを行いました。

申込みに必要な情報は以下の通りです。

Step 1 基本情報(2019年6月時点。現在は異なる場合あり)

  • ブランド選択
  • カード選択
  • お名前
  • 性別
  • 生年月日
  • 電話番号1(自宅・携帯)
  • 電話番号2(携帯)(任意)
  • メールアドレス
  • 楽天カード・楽天ポイントカードからのお知らせについて(受け取る・受け取らない)
  • ご住所(楽天に会員登録していても改めて入力が必要)
  • ご家族について(未既婚と子の有無、独身の場合は家族同居か否か)
  • 世帯人数(同一生計の人数)
  • 居住状況(持家、賃貸など)
  • 居住年数
  • 住宅ローンもしくは家賃のお支払い(金額は記入せず、支払いあり・なしのみ)
  • お勤め先・学校について(「お勤めの方(家賃収入等含む)」「学生の方」「年金受給の方」「お勤めされていない方」から選択)
  • ご本人様税込年収(「お勤めされていない方」を選択した場合はなし。金額を自由入力)
  • 世帯年収(金額を自由入力)
  • 預貯金額(上限は「300万円以上」で統一)
  • 請求書送付先(自宅または勤務先)
  • カード入会後のご利用目的(複数回答可)(「普段のお買い物等に利用」「現金のお借り入れ等に利用」のいずれか、または両方を選択)
  • 楽天カード BESTレコメンド(無料)(宣伝メール。受け取る、受け取らない)
  • 自動リボサービス申し込み
  • 他社からのお借入金額(「あり」の場合、件数、金額、毎月の返済額を入力)
  • 家族カード
  • ETCカード
  • Edy機能付帯
  • Edyオートチャージ設定
  • 楽天Edyからのお知らせ(受け取る・受け取らない)
  • ご利用代金お支払い口座(「楽天銀行」「その他金融機関」「郵送で口座設定手続き」)
  • 楽天銀行スーパーローン(任意)
  • 暗証番号(数字4桁。店頭でICチップで支払う際に入力する)

Step 2~4

「Step 2 勤務先情報の入力」は以下の通りです。

  • 職業(「専業主婦(主夫)」「家事手伝い」「その他」以外を選ぶと勤務先情報も入力が必要)
  • 運転免許証等の確認(「あり」の場合、免許証または運転経歴証明書の番号を入力)

「Step 3 口座情報」では、楽天銀行口座がある場合、ここで楽天銀行にログインして口座番号・暗証番号を入力します。

その他の銀行でも、多くの場合は「口座番号とキャッシュカードの暗証番号を入力する」などの方法によりオンラインで手続きが可能です。

「Step 4 同意・確認」では入力した情報を確認し、間違いがなければ「同意する」にチェックを入れて「お申込みを完了する」ボタンをクリックします。

『「WEB明細サービス利用規約」に同意します。』『「WEB書面サービス利用規約」に同意します。』といった項目にチェックが入っていますが、「どうしても紙の明細を受け取りたい」という特別な事情がなければそのままにしておきましょう。

申し込み完了から5分で無事に再発行完了

今回(2019年6月)、私が楽天カードの国際ブランドをJCBからMastercardに変更するため再申し込みし、手続きが完了したのは「2019年06月12日 10時46分」です。

なんとそのわずか5分後、「2019年06月12日 10時51分」には「発行手続き完了のお知らせ」というタイトルのメールが届きました! これで審査通過確定です。

解約の6日後・日曜日の午前に新カードが届く

「簡易書留・転送不可」で新しい楽天カードが届いたのは、2019年6月16日日曜日の午前10時25分頃でした。

楽天カードの封筒と楽天カード(Mastercard)
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有効期限は前回と同じく5年間です(2019年6月申し込みなので、2024年6月が期限。その後、再び有効期限5年で更新されました)。

余談ですが、楽天カードのデザインは2015年より洗練されていると思います。

楽天カード(JCB, 2015年)と楽天カード(Mastercard, 2019年)の裏側
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カードの裏側も結構デザインが変わっています。2016年4月以降発行の楽天カードには、楽天ポイントカードのバーコードも標準搭載されています。

なお、私の場合は再発行により楽天カードの限度額が上がりました。

楽天カード 限度額等
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今まで10万円だったショッピング限度額が20万円上がりました。「2倍」と考えると大幅アップです(?)。キャッシングは相変わらず0円です。

カード再発行後の手続き

国際ブランドの変更により楽天カードが再発行されたら、アプリまたはe-NAVIで新しいカードを登録する必要があります。

楽天カードアプリの場合は、起動後に左上のカードのマークをタップし、「カードを追加する」を選びます。

なお、カードが届いた時点では「本人認証サービス」(Visa認証サービス、Mastercard SecureCodeなど)に登録されていませんので、必ずe-NAVIにログインしてパスワードを登録しておきましょう。

楽天カードの場合、本人認証サービスには「4〜20文字の半角英数記号」を登録することができます。

登録が済むと、国際ブランド変更前までと同じように楽天カードを使えるようになります。

なお残念ながら、新規加入でもらえるポイントはもらえない場合があります(「2,000ポイントのみ」など、一部だけもらえることはあります)。既に楽天カードの発行経験があるため、ポイントサイトを経由しても無効になります。

ただ私の場合、以下のキャンペーンがe-NAVIとアプリに表示されました。

  • 街で楽天カードを1回ご利用でもれなく500ポイントプレゼント(2019年6月16日 0:00〜2019年6月25日23:59)
  • はじめて楽天ポイントカード機能をご利用でもれなく100ポイント!(2019年6月13日 0:00〜2019年7月15日23:59)
  • 500円分のEdyがチャージ済

ほんの少しですが、楽天カードの国際ブランド変更により得することができました。

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