docomo解約後もdポイント・dアカウントを使い続ける方法
docomoを解約したらdアカウント継続利用手続きが必要
NTT docomo(ドコモ)が発行するdアカウントは、docomoの携帯電話・スマートフォン契約者以外でも取得が可能で、dポイントやdビデオなどの各種サービスで利用できます。一方でdocomo契約者は、基本的に携帯電話番号とdアカウントが「紐付け」され、My docomoなどの契約者向けサービスにもこのdアカウントでログインすることになります。
では、docomoを解約したらdアカウント・dポイントはどうなるのかというと、解約日またはMNP実施日(乗り換え先の会社を利用開始した日)から200日以内ならば、インターネット上で簡単に継続利用の手続きを行えます。200日が経過すると、ドコモショップで手続きを行わなければなりませんのでご注意下さい。
dアカウント継続利用手続きの手順
まず、パソコン・スマートフォンでdアカウントが使えるサービスにアクセスします。「ログイン」または「アカウント管理へ」と書かれたボタンをクリックすると、ログイン画面が表示されます。
IDとパスワードを入力してdアカウントにログインすると、「継続利用手続き」という画面が表示されます。Google+、Facebook、mixiの各SNSアカウントと連携するにはパスワードが必要なため、メールアドレスを入力することをおすすめします。入力したら「次へ進む」をクリックします。
入力したメールアドレスにdocomoからメールが届きますので、そこに記載されている「ワンタイムキー」という6桁の数字をコピーして、10分以内にdアカウントサイトの入力欄に貼り付け、「手続きを完了する」をクリックします。これだけでdアカウントの継続手続きが完了します、
なお、パスワードはdocomo解約前と同じですが、dアカウントのIDは入力したメールアドレスに変わります。私はこの事に気付かず旧IDでログインしようとして、「手続きしたのになぜログインできないのだろう?」と悩んでしまいました。お気を付け下さい。
予備メールアドレスの登録
「dアカウント」のサイトでは、予備メールアドレスの登録やパスワードの変更を行うことができます。
パスワードに設定できるのは8〜20文字の半角英数・記号ですが、使える記号は限られています。使えない記号は ! " & ' = ^ \ | ` , < > の12種類です。
docomo解約後はdアカウントと電話番号の紐付けが解除され、それまで使っていた電話番号を再度登録することはできなくなりますが、新たに電話番号を登録する必要はありません。
この画面ではIDを再変更することも可能ですが、「継続利用手続き」を行った後は、IDに設定できるのはメールアドレスのみです。
dポイントクラブアプリはau・SoftBank・MVNOでも使える
スマートフォン用のdポイントクラブアプリも、docomo解約後も使い続けることができます。docomoのスマホのみならず、au・SoftBankや格安SIM(MVNO)の機種でも利用可能です。
iPhoneの場合はただApp Storeからダウンロードするだけで良いですが、Android用のdポイントクラブアプリは2種類あります。それぞれ「dポイントクラブ(〜15夏モデル)」「dポイントクラブ(15冬モデル〜)」という名称です。
docomoスマートフォンで格安SIMを使うならば、文字通り「2015年夏までに発売された機種」か、「2015年冬以降の機種」かを基準にアプリを選ぶことになります。au・SoftBankや「格安スマホ」の会社が販売した機種ならば、Android OSのバージョンでアプリを選択して下さい。
- Android 5.0以上…「dポイントクラブ(15冬モデル〜)」
- Android 5.0未満…「dポイントクラブ(〜15夏モデル)」
Android OSのバージョンを確認する方法は機種によって異なりますが、「設定」画面の「端末情報」という項目に載っていることが多いです。
私が使っているauのAndroidスマートフォン・GALAXY S5 SCL23はAndroid OS 6.0.1を搭載していますので、「dポイントクラブ(15冬モデル〜)」をインストールしました。
ポイントが貯まるアンケートにも回答できますし、クーポンや「画面上にdポイントカード・バーコードを表示する機能」も今までと同じように使えています。