ピッコマ・LINEマンガ全話無料作品2025年1月5日~1月8日

目次

2025年1月5日のピッコマ全話無料作品「実録 保育士でこ先生」

2025年1月5日・日曜日にピッコマの全話無料対象作品となったのはでこぽん吾郎作「実録 保育士でこ先生」です。Twitter(当時)に掲載した漫画が話題となり、2019年に書籍化されました。

タイトル通り男性保育士による保育園での実話に基づくエピソードが描かれた作品で、「公務員試験で手遊び(童謡を歌いながら手を動かす)させられた」などの苦労話や「ナンパが大好きな園児」など笑える話が盛りだくさんです。

深刻な問題が描かれているわけではなくのほほんとしたエピソード中心なので、「保育士・保育園あるある」「育児マンガ」として気軽に読める作品です。

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2025年1月5日のLINEマンガ全話無料作品「ベルサイユのばら」

2025年1月5日・日曜日のLINEマンガ全話無料作品は池田理代子作「ベルサイユのばら」です。フランス語・英語などに翻訳されたほか歌劇化もされている説明不要な有名作品です!

ベルサイユのばら - Wikipedia

実在したフランス王妃マリー・アントワネットの生涯、男装の麗人オスカルとアンドレのロマンスが描かれる作品ですが、私が強調したいのはフランス革命前後の歴史の勉強に最適ということです。

もちろんオスカルとアンドレは架空の人物ですし、マリー・アントワネットの描写にも史実と異なる点やデフォルメされている部分はあるのですが、ただ退屈な教科書を読むだけではなく漫画としてストーリーを追うことで「この事件はこういう経緯で起きたのか」と興味を持てます。

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2025年1月6日のピッコマ全話無料作品「孔雀王」

ピッコマで2025年1月6日月曜日に全話無料となった作品は荻野真作「孔雀王」(くじゃくおう)です。

孔雀王 - Wikipedia

「孔雀王」は週刊ヤングジャンプで1985年から1989年に連載され、続編・外伝も2019年まで数多く作られています。現代日本を舞台に、主人公の退魔師・孔雀(本名・明 あきら)が、時にギャグを交えながら怪物や「六道衆」と呼ばれる集団と戦うストーリーです。

「孔雀王」は1980年代後半に日本で連載された作品ですが、ピッコマやLINEマンガで数多く連載されている「武侠」作品に雰囲気が近いかな? と思います。武侠とは中国発祥で韓国でも人気が高いジャンルで、魔法のような「武功」を使って「正派」や「魔教」などの勢力に属する武人が戦いを繰り広げるものです。

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2025年1月6日のLINEマンガ全話無料作品「獣医さんのお仕事 in異世界」

2025年1月6日月曜日にLINEマンガで全話無料で読めるのは蒼空チョコ原作・hu-ko漫画「獣医さんのお仕事 in異世界」です。漫画版は約8年間「アルファポリス」などで連載されており、2025年1月下旬に最終巻・第10巻が発行される予定です。

主人公の獣医師・風見心悟は、異世界アウストラ帝国の第一皇子・ユーリスに国を救う伝説上の存在「マレビト」として召喚され、「疫病や飢餓から命を救ってほしい」と頼まれます。元の世界に戻るため、心悟は帝国に協力することを決めました。

心悟はチート能力で異世界の動物を救っていく……と思いきや、世話係の神官・クロエに莫大な量の書物で勉強するように指示されることになり、「26歳で勉強が待ってるとは」と困惑するのでした。

もちろんその後は普通に獣医として活躍していくのですが、異世界モノらしくラブコメ要素(と突然の悲劇)満載ですし、架空の動物が登場することもあり医学の知識はそこまで求められずに楽しめます。

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2025年1月7日のピッコマ全話無料作品「悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!」

2025年1月7日にピッコマで全話無料作品に選ばれたのは作画・五里江剛一郎、原作・百門一新、キャラクター原案・八美☆わん「悪役令嬢ですが推し事に忙しいので溺愛はご遠慮ください!~俺様王子と婚約破棄したいわたしの奮闘記~」です。

乙女ゲーム「ソフィア・ハーバーと青い鳥」の悪役である伯爵令嬢アメリア・クラレンスに転生した女性が、ゲームの主人公であるソフィアとのトラブルを回避しようと努力しつつ、「モブでありながら人気が高い『高貴なる令嬢』」であるミッシェル・イリスバーグ侯爵令嬢への「推し活」を行うストーリーです。

アメリアはゲームのストーリー通りに第二王子エリオット・フォン・ウィルアベルに婚約を提案されるものの、ストーリーでは最終的にエリオットがアメリアを捨てて本来の主人公・ソフィアに思いを寄せることがわかっているため、「一定期間婚約した後、家の不名誉にならないように婚約破棄してほしい」と提案し、受け入れられます。

うまく婚約破棄を提案できたためミッシェルへの推し活に力を入れようとするアメリアですが、アメリアを憎んでいたはずのエリオットはなぜかアメリアに惹かれ、アメリアの兄ロバート・クラレンスやミッシェルのファンである近衛騎士隊長クラーク・バトスも交えてコメディが繰り広げられる……というストーリーです。

2025年1月7日のLINEマンガ全話無料作品「秘蜜の箱庭~夫の隣で抱かれてます~」

2025年1月7日火曜日にLINEマンガで全話無料で読めるのは成瀬ちはや・Rico作「秘蜜の箱庭~夫の隣で抱かれてます~」です(タイトルは「秘」ではなく蜂蜜の「蜜」です)。

結婚2年目にして「レス」になった福永真紘と夫・康生は、ネット検索で「好きな相手と愛し合える」という秘密クラブ「花の蜜」を見付け、2人で訪れます。そこで別の夫婦であるロロとタケに出会い、真紘はタケと、康生はロロとカップルになって「扉の奥」へと向かうのでした。

……つまり「配偶者公認で、夫婦が2人とも別の相手と堂々と不倫する」という話なんですが、こういうのって倫理的というか感覚的にアリなんだろうか? と思ってしまいます。

真紘と康生を含めて「花の蜜」の会員は配偶者の了承を得て「別の相手」と出会っているので「隠して不倫して、バレるよりはマシ」なのかもしれませんが、ここまでするなら夫婦である必要があるのかなと疑問に感じます。

まぁ「夫婦と恋人は別」とか「クラブでの恋愛で現実逃避するからこそ、現実の夫婦生活を続けられる」のかもしれませんが……モヤモヤする作品です。

しかしそんなモヤモヤに応えてくれるかのように、作中でも夢のような関係は長続きしないのでした。

2025年1月8日のピッコマ全話無料作品「お稲荷JKたまもちゃん!」

2025年1月8日水曜日にピッコマで全話無料で読める漫画はユウキレイ作「お稲荷JKたまもちゃん!」です。

京都・伏見稲荷大社の神使の白狐「たまもちゃん」が人間に化けて転校生として高校に通う……はずが、なぜか生徒たちにはたまもちゃんが狐の姿に見えており、それでも普通に学校に通おうとするたまもちゃんとの間でいろいろ起きる、というコメディ作品です。

私が個人的に注目したのはたまもちゃんのキャラクターデザインです。「動物が人間に化けて暮らす」または「獣人が存在する」作品では「人間の体に動物の耳と尻尾が生えているだけ」という手抜き(?)デザインのキャラクターが多いのですが、「たまもちゃん」はマズルがあって顔に毛も生えてる動物と人間の中間くらいのデザインなのでポイントが高い! さらにたまもちゃんが異質な存在として認識されることもなく(教師など大人たちには人間に見えているためでもありますが)、普通に高校生活を送っているのも良いです。

ストーリーは基本的に一話完結型で、たまもちゃんが同級生たちと一緒に高校生活を楽しみつつ、「狐を『害獣』呼ばわりした教師を神通力で腹痛にする」「生徒たちがたまもちゃんのロッカーにお賽銭を入れる」などお稲荷さんらしいエピソードが挿入される形式です。

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2025年1月8日のLINEマンガ全話無料作品「常敗将軍、また敗れる」

LINEマンガの2025年1月8日水曜日分全話無料作品は「常敗将軍、また敗れる」です。原作は北条新九郎による小説で、2016年に第11回HJ文庫大賞「大賞」を受賞しました。漫画・渡辺つよし、キャラクター原案・伊藤宗一です。

舞台は「統一帝国崩壊から30年後の乱世」とされるファンタジー世界です。20年にわたって戦い続けてきた傭兵ドゥ・ダーカスは「常敗将軍」「死神」と呼ばれていました。ドゥ・ダーカスはヘイミナル王国のデイル王弟に招かれ指揮官となるものの、「常敗将軍の下で戦えば負ける」と恐れた傭兵たちは逃げ出してしまい、ヴァサームント騎士団のティナやドムロ傭兵団団長のアイザッシュなど少数のみが残ります。不信を募らせた傭兵たちに、ドゥ・ダーカスは「生き残りたいなら俺に従え!! 俺を信じろ!」と宣言しました。

「常敗将軍、また敗れる」のドゥ・ダーカスはタイトル通り「戦争を終わらせる」「仲間と共に生き残る」ことを目的としており、目的を果たせば戦争に負けても勝ったことになると考えています。「負けるが勝ち」という言葉を体現した人物ですね。

戦いがテーマのファンタジー作品は「主人公が成長して強くなる」「チート級の能力で敵を倒す」といったものが多くスカッとできますが、「常敗将軍、また敗れる」はそのような作品ではありません。ただ、現実世界の政治家や軍人にも見習ってほしいと思えるストーリーです。

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