楽天カードの更新・再発行でEdyの引き継ぎが可能に(2019年6月より)

Windows 10パソコンとPaSoRiが必要

「新旧楽天カードのEdy残高移行サービス」、なんとファミリーマート等のATMで行うことはできません。

以下のものが必要になります。

• Windows 10が搭載されたパソコン
• カードリーダー PaSoRi

Windows 10搭載パソコンが必要なので、「スマートフォンしか持っていない」という方は、残念ながら楽天カードのEdyの引き継ぎはできません。

さらに、SONY製のカードリーダーである「PaSoRi」(パソリ)というものも必要ですが、これもお持ちではない方がほとんどではないでしょうか。

こちらが、以前私が撮影した「WindowsパソコンにPaSoRiを接続して楽天カードのEdyを読み取る場面」の写真です。

今(2019年6月21日午後4時23分)ちょっとヤフオクで調べたところ、中古の「RC-S330」という型番のPaSoRiなら送料込み1,000円程度で落札できるようです。

数年に一度の楽天カードのEdy残高移行のためにこの金額を支払うかどうか、ご判断はお任せします。

また、パソコンで楽天Edyのチャージ等を行える「Edy Viewer」を利用するには、Internet Explorerが必要です。

EdgeやChromeなどは非対応です。事情がわかりませんが、今時IEというのはちょっと不親切ですね。

対応する楽天カードの種類は？

先程の楽天Edy公式ページによると、「楽天Edy残高移行サービス」に対応するのは以下の楽天カードです。

• 有効期限切れカード
• ブランド切り替えにより無効になったカード
• 磁気不良により再発行したカード

新旧どちらのカードも「Edy付き楽天カード」である必要があり、おサイフケータイや楽天Edy単独カード、楽天ポイントカード付き楽天Edyカードは非対応です。

また、あまり需要がないとは思いますが、「新しい楽天カードから古い楽天カードに楽天Edyを移行する」ことはできません。

「Edy Viewer」での操作

移行前の新旧楽天カードの楽天Edy残高はこのようになっています。下のカードの残高を上のカードに引き継ぎます(残高が数日前のデータのため、実際より合計24円少なくなっています)。

最初に、PaSoRiを接続したWindows 10パソコンでInternet Explorerを起動し、楽天Edy公式ページにアクセスします。

電子マネー「楽天Edy（ラクテンエディ）」

次に、画面の右のほうにある「チャージ・残高照会（Edy Viewer）」をクリックします。

わかりにくいですが、緑色の「ご利用方法」の右下に「Edy機能付き楽天カードの残高移行」というメニューがありますので、クリックしてください。

この後、画面の指示に従い、次のような順番でPaSoRiに新旧の楽天カードを載せます。

1. 新しい楽天カード
2. 古い楽天カード
3. 新しい楽天カード(2回目)

なぜかわかりませんが、新しい楽天カードは2回PaSoRiで読み取らなければ、Edy残高を移行できないようです。

それはともかく、無事に新しい楽天カードに楽天Edy残高を移行することができました(受け取っていないEdyがあったため、先ほどの画像より合計24円多くなっています)。

Windows 10のパソコンとPaSoRiが必要なので少し手間がかかりますが、既にこれらをお持ちで楽天カードの更新・ブランド切り替えを行った方は、今回ご紹介した方法で楽天Edyを移行してください。