楽天銀行デビットカードでポイントを消費する設定方法
楽天銀行デビットカード(Visa, JCB)でポイントを消費できる！
楽天スーパーポイントといえば、楽天グループのみならず、「楽天ペイ」や「楽天ポイントカード」を使うことで、ローソンやマクドナルドでも利用可能ですよね。
そして2018年8月20日、間接的にですが楽天銀行デビットカード(VisaまたはJCB)で楽天スーパーポイントを消費できるようになりました！
つまり、VisaまたはJCBの加盟店で楽天スーパーポイントを使えるようになったということです。
少し遅くなりましたが、今回は「楽天銀行デビットカードで楽天スーパーポイントを消費するための設定方法」をご紹介します。
使えるのは通常ポイントのみ！
設定方法をご紹介する前に、ご注意いただきたいことがあります。
それは、楽天銀行デビットカード(Visa, JCB)で消費できるのは通常ポイントのみということです。
つまり、「期間限定ポイントを楽天銀行デビットカードで消費することはできない」というわけですね。
たとえば、下の図のように「1,000円の商品を購入した際に楽天銀行デビットカードで支払う」とします。
そして、「楽天ポイント口座には400通常ポイントと500期間限定ポイントがある」としましょう。
すると、「400通常ポイントのみが消費され、楽天銀行からは600円が引き落とされる」ことになります。
楽天の期間限定ポイントを消費できないのは残念ですが、通常ポイントをデビットカードの支払いに充てられるのは便利ですね。
楽天銀行にログインして設定する
では、実際に楽天銀行にログインして、楽天銀行デビットカードで通常ポイントを消費するための設定を行いましょう。
以下はスマートフォン(Android, iPhone)用アプリの設定ですが、パソコンやスマホ用サイトでも基本的な流れは同じです。
楽天銀行アプリにログインしたら、右上の「メニュー」をタップし、続いて「カード」を選択します。
「楽天銀行デビットカード（JCB）」(またはVisa)の欄にある「ポイント利用設定」というオレンジ色のボタンを押します。
次の画面で「デビット利用額に常に全てのポイントを利用する。」にチェックを入れ、画面下にあるオレンジ色の「設定を変更する」ボタンを押せば、次回から楽天銀行デビットカード（Visa, JCB）で決済した際に、自動的に通常ポイントが消費されるようになります。
なお、この画面では「設定したポイントを利用する」、つまり「決済ごとに100ポイントだけ消費する」ように設定することもできますが、特別な事情がない限りは「全てのポイントを利用する」で良いと思います。
1回の決済ごとに利用できるポイント数
なお、「全てのポイントを利用」または「設定したポイントを利用」のいずれに設定した場合でも、一度の決済で使えるポイント数には上限と下限があります。
下限は50ポイント、上限は30,000ポイント(ダイヤモンド会員は上限500,000ポイント)です。
通常ポイントが49ポイント以下の場合には、楽天銀行デビットカード(Visa, JCB)で決済してもポイントは消費できないということですね。
また、あまりないケースだと思いますが、仮にあなたがダイヤモンド会員で、600,000通常ポイントを持っており、1,000,000万円を楽天銀行デビットカード(Visa, JCB)で決済しても、消費されるポイントは500,000のみ……というわけです。
実際に楽天銀行デビットカードでポイントを使う
楽天銀行のアプリまたはサイトで設定したら、実際に楽天銀行デビットカードでポイントを使ってみましょう！
といっても、決済する前に何か特別なことをする必要はなく、普段通りにJCB・Visaカードとして使うだけです。
ポイントは自動的に決済金額から引かれます。
ためしに、「841円の商品」と「合計432円の商品」を楽天銀行デビットカード（JCB）で決済しました(前者は中途半端な金額ですが、深い意味はありません)。
ご覧のように、「841円の商品」は全額ポイントで決済できました。保有していた通常ポイントが、決済金額より多かったためです。
全額ポイントで支払った場合も、楽天銀行の入出金明細に記載されます。
また、預金とポイントを組み合わせて支払った場合も、「200円ポイント利用 -232円」のように、使ったポイントと預金が併記されます。
もちろん、楽天スーパーポイントの明細にも、利用したポイントが記載されます。
ただし、楽天スーパーポイントの明細には楽天銀行の預金から引き落とされた額は明記されませんので、ご注意ください。
楽天銀行デビットカード(Visa, JCB)で通常ポイントを消費する設定を行うと、実質的に楽天スーパーポイントを現金同様に使えるようになります！ ぜひ活用してください。