ドラマ「3年A組」第1話 見逃し動画情報

3月1日、3年A組で事件発生

卒業式まで10日あまりとなった魁皇高校の3年A組に、担任教師の柊がやって来ます。

そして生徒たちを前に「今から、皆さんには人質になってもらいます」と宣言する柊。

普段は地味な「いじられキャラ」の柊の言葉を信じず、笑いながら帰宅しようとする生徒たち。

すると柊が廊下に仕掛けた爆弾が爆発し、3年A組の教室と美術室、トイレ以外への道が塞がれてしまいます。

冗談ではないことを知った生徒たちは柊を取り押さえようとするものの、元アクション俳優の柊の格闘技で返り討ちに。

さらにスマートフォンなどの荷物を没収され、窓に取り付けられた強化ガラスのせいで逃げることもできず、教室に閉じ込められます。

そして柊は、「自殺した生徒・景山澪奈(上白石萌歌)が死んだ理由を午後8時までに答えられなければ、生徒の誰か1人を殺す」と言い放ちました……。

テンポが良い。開始10分で事件発生！

テレビで放送される連続ドラマは、「第1話は登場人物の紹介にとどめ、本番が始まるのは1話の最後、または2話」ということが多くなっています。

ですが「3年A組」は、番組開始10分後に爆発が起き、日常が非日常へと変わるというスピーディーな展開です！

さらに、柊先生の犯行の動機も、第1話の序盤で本人から明かされます。そのため、視聴者は「なぜ？」という疑問を抱えることがありません。

「登場人物のことはドラマを見ていればわかる」という構成なので、無駄がない非常にテンポが良いドラマですね。

登場人物が個性豊かで「こいつ誰？」がない！

3年A組には、ヒロインの茅野さくら(永野芽郁)をはじめ29人の生徒がいますが、全員が個性的で、無駄な登場人物が一人もいません。

反抗的な不良の甲斐隼人(片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE))、いつもビデオカメラを持っている逢沢博己( 萩原利久)、非常時でも食欲が衰えない魚住華(富田望生)などです。

生徒のみならず、教師陣と警察も個性豊かです！

気が弱くことなかれ主義の市村浩一校長(ベンガル)、本を出版しておりテレビ出演も多いナルシストの武智大和先生(田辺誠一)、時に強引な手法で犯人を取り押さえる郡司真人刑事(椎名桔平)などです。

ドラマでは「あれ、この登場人物誰だっけ？　話に必要ないんじゃない？」という登場人物が出てくることが多いですが、「3年A組」では全員がいなくてはならない人物です。

ネットに追い詰められた景山澪奈の死

ドラマで焦点となるのは、景山澪奈の死の真相と、柊一颯との関係です。

有名な水泳選手でもあった澪奈は、ネット上のSNS「Mind Voice」で「ドーピングしている」というデマを流され、3年A組から孤立しました。

そして、親友であった茅野さくらは、「自分がいじめを止めなかったせいで澪奈が自殺した」と悔やんでいます。

ですが柊は「茅野のせいではない」と言い、澪奈が自殺した理由をさらに考えるように促します。

そして、「8時までに澪奈の死の理由を答えられなかった」ために本当に生徒を一人殺害し、警察を挑発します。

さらに、約5,000万人いるというMind Voiceのユーザーに対して「ショーを楽しみたければ100円ずつ寄付してください」と呼びかけました。

……澪奈の死の原因ともなったMind Voice、どうやら重要なアイテムになりそうですね！！

誰もがスマートフォンを持って情報を発信できる現代らしい、リアルな物語です。