NHKプラス登録方法と使い方レビュー 見逃し配信視聴は?
2020年3月1日に試験サービスを開始し、4月1日に本サービスが始まったNHKのインターネット同時配信サービス「NHKプラス」アプリの登録方法と使い方を紹介します。
スマートフォンやタブレットのアプリでNHKの番組を視聴できるので、テレビの電源を入れる必要がありません。
NHKプラスのアプリでは何を視聴できる?
スマートフォンなどのアプリでNHKの番組を見られる「NHKプラス」は2020年(令和2年)3月1日に試験サービスとして始まり、4月1日に本サービスが開始されました。
NHKの受信契約を行っている世帯なら、アプリをダウンロードするだけで今日から利用可能です。
ところで、NHKのVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスといえば、「NHKオンデマンド」があります。
NHKオンデマンドが受信契約とは関係なくNHKの過去の番組を視聴できるVODサービスであるのに対し、NHKプラスは受信契約に付随するサービスです。
つまり「NHKの受信料は払わないが、NHKプラスは有料でも良いから契約したい」ということはできません。
なお、「NHKプラスの見逃し配信サービスを利用するには申し込みから1週間程度かかる」という誤解があるようです。
確かに、ネットでのNHKプラスID登録後にご家庭にハガキが届き、そこに記載された「確認コード」を入力しなければならない……とNHKプラスのアプリ・公式サイトなどで説明されています。
しかしハガキは本人確認が目的であり、NHKプラスのIDを作成した当日でも見逃し配信の再生は可能です。
ご覧になりたいNHKの番組がある場合、できるだけ早くNHKプラスのIDを作成することをおすすめします。
私の場合は、2020年4月28日にNHKプラスのIDを作成し、9日後の5月7日にハガキが届きました。
大型連休(ゴールデンウィーク)を挟み、さらに新型コロナウイルスの影響で郵便配達が滞っていたにもかかわらず、さほど時間はかからなかったと言えます。
NHKプラスの利用料金は無料?
NHKプラスのサービスを使うための料金は無料です。追加料金は必要ありません。
ただし、NHKと受信契約を結んでいなければ利用できません。
また、申し込めるのは世帯(一般家庭)のみで事業所・会社は対象外です。
通常は一世帯につきNHKと1契約しており、世帯主が契約者になっているはずですが、契約者名義でNHKプラスに申し込めば同居する家族も利用可能です。
さらに後述するように、衛星契約していてもNHKプラスで視聴できるのは総合テレビ・Eテレのみです。
「NHKプラスを使うためにNHKと受信契約を結びたい」という人は少ないので衛星契約していても損をすることはないと思いますが、NHKプラスで衛星放送(BS1・BSプレミアム)を視聴できないのはちょっと残念ですね。
NHK受信料は以下の通りです(沖縄県は別料金体系)。
契約種別 | 支払方法 | 2か月払額 | 6か月前払額 | 12か月前払額 | NHKプラス利用料 |
---|---|---|---|---|---|
衛星契約 | 口座振替・クレジットカード | 4,460円 (月2,230円) | 12,730円 (月2,122円) | 24,770円 (月2,064円) | 無料 |
振込用紙 | 4,560円 (月2,280円) | 13,015円 (月2,169円) | 25,320円 (月2,110円) | ||
地上契約 | 口座振替・クレジットカード | 2,520円 (月1,260円) | 7,190円 (月1,198円) | 13,990円 (月1,166円) | |
振込用紙 | 2,620円 (月1,310円) | 7,475円 (月1,246円) | 14,545円 (月1,212円) |
NHKプラスアプリの内容は?
NHKプラスとは、スマートフォン・タブレットのアプリ、およびパソコンのブラウザでNHKの番組を視聴できるサービスです。
NHKプラスの機能を簡単に説明すると、以下のようになります。
- 現在放送されているNHK総合テレビ・Eテレ(教育テレビ)のネット経由での同時視聴
- NHK総合テレビ・Eテレ(教育テレビ)の過去1週間の番組の見逃し視聴
- 同時に5台の端末で利用可能
基本的にはこれだけです。
このように、視聴できるのは地上波のNHK総合テレビ・Eテレのみで、衛星放送のBS1とBSプレミアムは、たとえ衛星放送契約を締結していても対象外です。
また、視聴できるのは基本的に東京都で配信される番組のみです。
スマートフォンではワンセグを使ってテレビを見ることもできますから、NHKプラスの同時配信は無意味にお思いになるかもしれません。
ただ、iPhoneにはワンセグが搭載されていませんし、Androidスマートフォンもワンセグを採用した機種は減ってきています。
そしてワンセグの電波は屋内に届きにくいですが、スマートフォンは携帯電話回線に加えてWi-Fiも使えますから、インターネット経由のNHKプラスのほうがノイズが入りにくいと言えます。
視聴できるのは総合テレビとEテレだけ
NHKプラスで視聴できるのは同時配信・見逃し配信ともに総合テレビとEテレのみです。
たとえNHKと衛星契約を結んでいても、BS1とBSプレミアムを視聴することはできません。
ただし、NHKプラスでテレビと同時配信されている番組であれば、放送中の番組を最初から見ることもできます。
「見たい番組があったのに、最初の数分だけ見逃してしまった!」という場合に便利ですね。
ローカル放送は東京都のみ
NHKは民放と違って全国で同じ事業者(日本放送協会)が番組を放送しますが、基本的には各地方および都道府県ごとにローカル放送がありますね。
しかし、NHKプラスで視聴できるのは東京都で放送されている番組のみです。
より正確に言えば、「南関東エリア(埼玉・千葉・東京・神奈川)」という「いわゆる首都圏」の番組です。
たとえば、平日の午後6時10分にNHKプラスで総合テレビを選択すると、視聴できるローカル番組はユーザーがいる場所にかかわらず「首都圏ネットワーク」になります。
名古屋放送局の「まるっと!」や大阪放送局の「ニュースほっと関西」をNHKプラスで視聴することはできません。
ただし、2020年4月のNHKプラス本サービス開始時点では東京のローカル放送しか視聴できませんが、現時点では各地のローカル放送を視聴できるようになっている可能性もありますので、ご確認をお願いします。
見逃し配信番組の再生も可能
NHKプラスのアプリで「プレイリスト」または「配信カレンダー」を選ぶと、過去1週間に放送された番組の見逃し配信を視聴することができます。もちろん追加料金は不要です!
なお、再放送された番組も見逃し再生できる場合があります。
好きな番組をキーワード検索して再生することもできます。
ただし、NHKプラスのIDを作成せずログインしていない場合は、「見逃し再生をするためにはログインする必要があります。」というメッセージが表示され、見逃し動画の再生をすることができません。
後述する登録方法でNHKプラスのIDを作成し、アプリでログインしてください。
なお、「登録してから1〜5週間後に届くハガキに記載された確認コードを入力しなければ見逃し動画を再生できない」という誤解があります。
しかし、ネットでIDを作成した直後でも、ログインすれば見逃し配信の視聴は可能ですのでご安心ください。
見逃し再生の「一週間」はいつからいつまで?
NHKプラスでは、総合テレビとEテレで放送された番組を、一部を除き放送されてから1週間以内に見逃し再生することができます。
番組によると思いますが、テレビで放送された1分後にNHKプラスで見逃し視聴できることもあるので非常に便利です。
では、この「放送から一週間」とはいつからいつまでを指すのでしょうか?
答えは、番組の終了時刻のちょうど168時間後です。
たとえば、連続テレビ小説「ひよっこ」第82話(再放送)は、NHK総合テレビで2020年4月27日月曜日午後4時20分から午後4時35分まで放送されました。
NHKプラスでこの「ひよっこ」第82話の見逃し再生を行えたのは、2020年5月4日月曜日午後4時35分までです。
見逃し配信が終了するのは「番組が放送された日の7日後の、日付が変わる瞬間」ではないのでご注意ください。
なお、配信終了日時を過ぎた番組であっても、終了時刻より前に再生を開始していればページを切り替えるまで見続けられるようです。
一部の番組は視聴できない
なお、生放送のネット同時配信か、見逃し配信かにかかわらず、一部の番組で「現在放送中の番組は配信しておりません」と表示されて番組を視聴できなくなることがあります。
本来の番組に覆いをかけて見られなくする、いわゆる「かぶせ」です。
それまで問題なく番組を視聴できていても、突然「配信しておりません」と表示されることもあります。
ネット配信が許可されていないと思われるスポーツの試合などが該当します。
また、番組の一部ではなく、番組自体のネット配信が認められていない場合は、見逃し配信一覧に番組名が表示されず再生できません。
NHKプラスに対応する機器
どのようなスマートフォン・タブレット・パソコンでNHKプラスを利用できるのか説明します。
Android | iPhone・iPad | Windows | macOS |
---|---|---|---|
Android 6.0以上 | iOS 10.0以上 | Windows 10 Ver.1809以降 Microsoft Edge, Google Chrome最新版 | Safari, Google Chrome最新版 |
残念ながら、Amazon Fire HDやFire TV Stick、Chromecast、Apple TVは非対応です。
「NHKプラスの見逃し番組をテレビの大画面で再生する」といったことはできません(2020年5月時点)。
なお、Androidスマートフォン・タブレットとパソコンはさまざまな種類がありますから、上記の対応端末に該当しても環境によっては利用できないことがあり得ます。
ただ、私が試した限りでは、私が持つ以下のスマートフォン、タブレット、パソコンではいずれでもNHKプラスを再生可能でした。
- OPPO A5 2020 (ColorOS 6.0.1, Android 9.0)
- HUAWEI MediaPad T5 (EMUI 8.0, Android 8.0)
- HP ProBook 4230s (Lubuntu 18.04, ブラウザはBrave)
スマートフォン・タブレットはいずれも中国メーカー製でAndroidをカスタマイズしたOSを搭載していますが、問題なくNHKプラスアプリを使用できました。
また、パソコンのOSはWindows 10ではなくLubuntuというLinuxの一種ですが、BraveというChromiumベースのブラウザでNHKプラスの動画を再生可能でした。
マイナーな環境でもNHKプラスの動画を再生できましたので、対応機種に含まれていなくても利用できる可能性はあると思います。
NHKプラスの画質・データ通信量は?
NHKプラスをWi-Fi環境がない外出中に使う時に気になるのは、データ通信量(いわゆるギガ)をどれくらい消費するかですね。
番組により画質が異なるので一概には言えませんが、1分で約12MB、1時間で約700MB(0.7GB)消費します。
また、「よくある質問 - NHKプラス」のページには、以下のように記載されています。
- 画質は最高1.5Mbpsで、768kbps、384kbps、192kbpsも選択可能
- 音声は64kbps
- 720 x480ピクセル(480p)の標準(SD)画質である
NHKプラスの登録・ログイン方法
では、実際にスマートフォンにNHKプラスのアプリをインストールし、IDを作成してログインします(パソコン版はNHKプラスのサイトで同様の手順が可能です)。
Google Play(Android)またはApp Store(iPhone)で「NHKプラス」をインストールします。
偽物のアプリはないと思いますが、配信者名が「NHK (JAPAN BROADCASTING CORP.)」であることを確認してください。
アプリを起動したら「今すぐ始める」をタップし、次に表示される規約をよく読んで「同意して始める」を選択します。
NHKプラスアプリで、総合テレビ・Eテレで放送されている番組をすぐに視聴開始できます。
ただし、ログインしていない状態では「NHKプラスでは、放送番組の同時配信と見逃し番組配信をご覧いただけます。(中略)登録の際、受信契約の状況を確認させていただきます。」と表示されます。
メッセージを消すため、画面下の「ログイン・利用案内」をタップしてください。
ログイン画面が表示されます。既にNHKプラスのIDを持っている場合は、IDとパスワードを入力してログインしてください。
通常はNHKプラスのIDは持っていないはずですから、「はじめての方はこちら」をタップしてIDを作成しましょう。
「今すぐ利用登録」をタップします。
さらに、次の画面の説明を読んだら「登録手続きへ」という青いボタンを押してください。
利用規約を読み、「確認して同意」にチェックを入れて、「メールアドレス入力へ」を選択します。
メールアドレスを入力し、「確認画面へ」をタップし、次の画面でも「送信する」を押します。
なお、特別な事情がない限りは受信契約者自身のメールアドレスを入力してください。
「メールアドレスを受け付けました」という画面が表示され、同時に、入力したメールアドレスにNHKプラスからのメールが届きます。
メールの中ほどにあるURLを選択すると、「ログイン情報等の入力」という画面になります。
この画面では希望するID・パスワード・秘密の質問を設定してください。
入力できたら、「放送受信契約情報の入力へ進む」をタップします。
「放送受信契約情報の入力」画面です。NHKと受信契約を結んでいる人(通常は世帯主)の、以下の情報を入力します。
- 放送受信契約者の氏名
- 放送受信契約者の氏名(フリガナ)
- 郵便番号
- 都道府県
- 市区郡町村
- 町名・番地等
- 建物名・部屋番号等
- 電話番号(任意)
- お客様番号(任意)
なお、住所やお客様番号等は「NHK放送受信料のお知らせ」ハガキ、または「口座振替利用申込」等に記載されていますので、できるだけ同じ書式で入力しましょう。
NHKの「お客様番号」は、上の写真の黄色い枠で囲んだところに記載されています。
お客様番号がわからない場合、NHKに問い合わせてください。どうしてもわからなければ入力しなくても大丈夫です。
次の「契約情報等の確認」画面に、今までに入力したID・パスワードや受信契約者の氏名などが表示されます。
間違いがなければ「利用申し込み」ボタンを押してください。
「今すぐNHKプラスをご利用いただけます」と表示されます。
この後、1〜5週間後に届くハガキに記載された「確認コード」を別途入力する必要がありますが、ひとまず、NHKプラスの全てのサービスを利用できるようになりました。
NHKプラスアプリで先ほどのログイン画面に戻り、先ほど設定したIDとパスワードを入力してください。
「利用を開始する」ボタンを押せば、ログインを促すメッセージが消え、見逃し配信の番組も再生できるようになります。
ハガキの確認コードを入力する
NHKプラスの利用手続きを行ってから2日ほど経つと、「【NHKプラス】確認コード入力のお願い」という件名のメールが届きます。
私の場合、2020年4月28日火曜日18時50分にNHKプラスのIDを作成し、2日後の4月30日木曜日7時57分に上記のメールが届きました。内容は……。
- NHKプラスのID登録手続き完了にはハガキに記載した確認コードを入力する必要がある
- ハガキは一週間以内に届くが、新型コロナウイルスの影響で遅れる場合がある
- 確認コード入力期限は通常はこのメール到着から20日以内だが、40日間に変更する
というものです。
なお、NHKプラスID作成から6週間以内に確認コードを入力しないとIDが削除されるため、ハガキが届いたら早めに確認コードを入力しましょう。
IDが削除されても再度NHKプラスに登録できますが、ここまでの手続きを再度行わなければならないため手間がかかります。
こちらが2020年5月7日木曜日の午後に届いたNHKプラスのハガキです。
前述のようにNHKプラスのIDを作成したのは4月28日の午後7時頃ですから、大型連休を挟んだにもかかわらず9日で届いたことになります。
ハガキの内側に確認コードが記載されています。併記された入力用URLにアクセスしてください。
IDとパスワードでログインして確認コードを入力すると、無事にNHKプラスIDの登録が完了します。
NHKプラスのレビューとおすすめの使い方
NHKプラスを登録から1週間ほど使いましたので、感想をレビューします。
一言で言うと、「本当に便利なのでもっと早く登録すれば良かった」です。
NHKプラスは「NHKが嫌いだから受信料を払いたくない」人以外はぜひ登録すべきサービスです。
具体的な理由としては、NHKプラスの番組見逃し再生が便利で、放送の同時配信もふとした時に視聴できるからです。
たとえば、NHKの地上波テレビは総合とEテレ(教育)の2波ありますが、同時に視聴することはできませんね。
また、NHKスペシャルやEテレ特集などは夜遅くに放送されていて、早く寝る人は視聴できません。
しかし録画するのは面倒ですし、テレビに録画機能自体がない場合もあります。そんな時はNHKプラスの見逃し再生が便利です。
また、テレビの電源を切っていたり、外出中にふとNHKテレビを見たくなった時にも、スマホでNHKプラスを視聴することができます。
暇な時はTwitterや5ch、YouTubeやTikTokなどで時間を潰す人が多いと思いますが、「気付いたら時間を無駄にしてしまった」ということはありませんか?
時間を無為に使うくらいならば、NHKプラスで番組を視聴するほうがまだ有意義です。
NHKプラスに限らずNHKの番組にはCMが入りませんから、長い広告を見せられてイライラすることもありません。
デメリット・不満な点
もっとも、NHKプラスは完璧なサービスではありません。不満やデメリットもあります。
NHKプラスのデメリットと不満を以下に列挙します。
- 視聴できない番組が多い
- データ通信量を多く消費する(1時間で約700MB)
- 画面を横向きにすると操作が制限される
- 映像が乱れることが多い
- Fire TV StickやChromecastなどに非対応でテレビで再生できない
まず、普通に視聴できず「かぶせ」(「現在放送中の番組は配信しておりません」という映像)が流れる番組が意外と多いです。
「テレビで放送された時に見なくても、後でNHKプラスで見逃し再生すればいいや」と考えていたらNHKプラスでは配信されない……というケースがおおいのでご注意ください。
また、「画面を横向きにすると検索機能を使えない」「ネット同時配信を視聴していると映像・音声が乱れる」という点も不満です。
さらに、データ通信量(いわゆるギガ)の消費が多く、1分間で約12MB消費するのも困ったところです。
1時間あたり約700MB(約0.7GB)になるので、「外出中にスマホでNHKプラスを視聴することが多い」という方は大容量プランにしたほうが良いでしょう。
NHKプラスに適した10インチタブレットは?
残念ながら、NHKプラスはFire TV StickやChromecastなどを経由してテレビで再生することができません。
そこで、大画面で視聴したい時はパソコンかタブレットを使うことになります。
大画面のタブレットといえば10インチのものがメインですが、NHKプラスに適したのはどれでしょうか?
3種類の10インチタブレットを比較します。
- | Fire HD 10 (第9世代) | MediaPad T5 | iPad (第7世代) |
---|---|---|---|
最安価格 (税込, 価格.com 2020年5月8日時点) | 15,980円 | 21,780円 | 37,964円 |
ストレージ | 32GB | ||
外部ストレージ (MicroSD) | MicroSDXC 最大256GB | MicroSDXC 最大512GB | 非対応 |
発売日 | 2019年10月30日 | 2019年8月30日 | 2019年9月30日 |
本体サイズ(mm) | 幅262 高さ159 厚さ9.8 | 幅243 高さ164 厚さ7.8 | 幅250.6 高さ174.1 厚さ7.5 |
画面サイズ | 10.1 インチ | 10.2 インチ | |
解像度 | 1920 x 1200 | 2160 x 1620 | |
重量 | 504g | 465g | 483g |
初期OS | Fire OS 7.3.1.0 | Android 8.0 (EMUI 8.0) | iPadOS 13.1 |
Wi-Fi | 2.4 GHz, 5 GHz (802.11 a/b/g/n/ac) | ||
スピーカー | デュアル(ステレオ) | ||
NHKプラス | 非対応 | 対応 | |
3Dゲーム | 難しい | 可能 | |
充電端子 | USB-C (2.0) | microUSB | Lightning |
バッテリー (最大連続使用時間) | 12時間 | 10時間 |
主な10インチタブレットのスペックは以上です。
まず、左端の「Fire HD 10」ですが、価格は安いものの「Fire OS」という独自OSを使用しておりNHKプラスをインストールできないため(2020年5月9日時点)除外します。
残るは「MediaPad T5」か「iPad」ですね。はっきり言って性能自体はiPadのほうが上で、「3DゲームをするならiPad」とも言われます。
ただ、iPadが約4万円するのに対し、MediaPad T5は約2万円と安いです。
よって3DゲームをするならiPad、しないならMediaPad T5が良いでしょう。
なお、MediaPad T5はアメリカ政府に「安全保障上の問題がある」と名指しされた中国HUAWEI(華為)社の製品です。
ただ、「既に発売されたHUAWEI製品は問題なく使える」とGoogleがアナウンスしています。
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事実、日本では新品・中古を問わずMediaPad T5の32GBモデルは2万円前後で販売されており、価値が落ちていないことは明らかです。
次の写真は、32インチの液晶テレビの前にHUAWEI MediaPad T5を置いてNHKプラスを再生したところです。
32インチのテレビと比べるとかなり小さいですが、スマートフォンの小さな画面よりは大きく、気軽に持ち運べる点もメリットです。
下の画像をクリックするとMediaPad T5の販売ページに移動できますので、NHKプラスへの登録と併せてぜひ商品の詳細を確認してください。