通信・モバイル

povo 2.0のeSIMを物理SIMに交換する方法(2023年版)

povo 2.0をeSIMから物理SIMに変更する手順

KDDI(au)回線を使った格安SIMの「povo 2.0」では、eSIM・物理SIMの再発行のほか、「eSIMから物理SIMへの変更」もアプリ上で手数料無料で行えます。

なお、手続き自体はアプリ上で完結しますが、途中でeKYC(ネットで写真撮影して本人確認する方法)による本人確認が行われるため、以下の本人確認書類を事前に用意しておいてください。

  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • 在留カード

また、povo 2.0が利用停止された状態ではeSIMから物理SIMへの変更は行えないため、チャットサポートに連絡してください。

チャットサポートで利用停止になったpovo 2.0 SIMを復活させる手順は、以下のページで解説しています。

povo 2.0回線の利用停止からの復活にはチャットサポートへの連絡が必要

povo 2.0アプリでeSIMから物理SIMに交換する手続き

povo 2.0アプリを起動し、左上の人の形のマークをタップします。

povo 2.0アプリ ホーム

「プロフィール」画面を下にスクロールして「契約管理」を選択してください。

povo 2.0 プロフィール

「契約管理」画面の下部にある「SIMの再発行・交換」をタップします。

povo 2.0 契約管理

「SIM再発行手続き」画面になりました。

povo 2.0 SIM再発行手続き

「SIM再発行理由」は「4. 機種変更」とすれば良いと思います。

povo 2.0 SIM再発行・注意事項

「契約者生年月日」を入力し、注意事項にチェックを入れてから「次へ進む」を押してください。

povo 2.0 ご本人様確認

画面の指示に従い、「契約管理画面へ戻る」を押してください。

povo 2.0 お申し込み内容の確認

「お申し込み内容の確認」と記載された画面に戻ってきました。

マイナンバーカード・運転免許証を用意して、「次へ進む」を押してください。

povo 2.0 ご本人確認書類の選択

本人確認書類を選択し、「注意事項を確認しました。」にチェックを入れてから「次へ進む」を押しましょう。

撮影 マイナンバーカード・表面

この後は、画面の指示に従って本人確認書類・顔をスマートフォンのカメラで撮影してください。

以下の撮影が行われます。

  • 本人確認書類
  • 本人確認書類の厚さ確認
  • 本人の顔撮影
  • 本人の首を動かして撮影

povo 2.0アプリをダウンロード

撮影が完了すると『撮影を完了しました 「次へ」お進みください』と表示された後で、povo 2.0アプリのダウンロードを促す画面になります。

povo 2.0 SIM交換リクエストを受け付けました

登録したメールアドレスには、「SIM交換リクエストを受け付けました」というメールが届いています。

なお、私はこのメールを見て、povo 2.0をeSIMから物理SIMへ変更する手続きが完了したと思い込んでしまい、この後も手続きが必要であるにもかかわらず、何もせずに一週間以上経ってしまいました。

実際は、この後にもpovo 2.0アプリで手続きしなければ物理SIMは発送されないので注意してください。

再度povo 2.0アプリを起動した後の手続き

再度povo 2.0アプリを起動して「契約管理」画面を開き、上部のボタンを押してください(スクリーンショットを撮り忘れたため、ボタンに何と書かれていたかはわかりません)。

povo 2.0 ご契約名義

「ご契約名義」の画面が表示されますので、マイナンバーカードと同一の住所・氏名が自動入力されていることを確認してから「次へ」ボタンを押してください。

povo 2.0 お申し込み内容の確認

「お申し込み内容の確認」という画面になりましたが、まだpovo 2.0のSIM再発行手続きは終わっていません。

もう一度povo 2.0アプリの「契約管理」画面を開いて、「SIM配送先の登録」ボタンを押してください。

povo 2.0 配送先住所

「配送先住所」の画面では、住所が正しく入力されていることを確認して、「配送先を設定する」ボタンをタップします。

「配送先の確認」が表示されたら「確定する」ボタンを押してください。

povo 2.0 お手続き状況

「契約管理」画面の「お手続き状況」が「SIMカード配送準備中」になったら、povo 2.0のeSIMから物理SIMへの変更手続きは一旦完了です。

この後は、povo 2.0の物理SIMが届くまで数日待ってください。

申し込み翌日、povo 2.0 物理SIMが届いてからの手続き

なお、私が上記のようにpovo 2.0アプリでeSIMから物理SIMへの交換手続きを行ったのは、2023年6月3日土曜日の午後2時40分頃です。

それから約19時間後の2023年6月4日日曜日、午前9時35分に、ヤマト運輸の宅急便・ネコポスで、配達員による手渡しでpovo 2.0の物理SIMが届きました。

povo 2.0 物理SIMのパッケージ

インターネット上のブログやSNSでも「povo 2.0は物理SIMを申し込むと約2日で届く」という情報は多く見られますが、東京ではなく地方で、しかも土曜日に申し込んだのに翌日に届いたのには驚きました(我が家は奈良市です)。

なお、物理SIMをスマートフォンに取り付けるだけでは、まだpovo 2.0は使えません。アプリでの開通手続きが必要です。

再度、povo 2.0アプリを起動し、「契約管理」画面を開いてください。

povo 2.0 SIM有効化

「SIM有効化」ボタンを押してください。

povo 2.0 バーコードをスキャンする

「バーコードをスキャンする」画面になったら、povo 2.0の物理SIMカードの枠に記載されたバーコードをカメラで読み取るか、番号を手動で入力するか選択してください。

povo 2.0 バーコードをスキャンする SIMカードを有効化する

「SIMカードを有効化する」ボタンをタップします。

povo 2.0 SIMの有効化を受け付けました

「SIMの有効化を受け付けました」と表示されたら、無事にpovo 2.0のeSIMから物理SIMへの切り替えは完了です。

なお、画面にも記載されていますが、午後8時~翌日午前9時30分に有効化を行うと、午前9時30分を過ぎなければpovo 2.0の物理SIMが有効になりません。

私の場合は、午前10時25分にpovo 2.0物理SIMの有効化を行い、正確な時刻はわからないものの11時25分にはアンテナピクトが立って有効化が完了していました。

機種によると思いますが、私の場合(Xiaomi 11T Pro)はAPN設定しなくても通信できました。

最後に感想を一言

はっきり言って、何度も「契約管理」画面に移動してフォームに入力しなければならず、かなり面倒でしたが、アプリでの手続きさえ終えれば、povo 2.0の物理SIMは本当にすぐに発送されます。eSIMから切り替える方は参考にしてください。

タグ: povo KDDI au 格安SIM MVNO